1階を充実させることで2階は寝に行くだけ 8の字形回遊動線で子供も大人も楽しめるプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :127.31m(38.51坪)
  • 部屋数  :4LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):13.65m
  • 奥行(縦):8.19m

プランポイント

2階へ上がるのは、寝るときだけ。そういう住まい方を前提に組んだ38.51坪です。間口13.65m、奥行8.19m。横に長い1階に暮らしの機能をひととおり入れて、2階は寝室だけを載せた半平屋のかたちにしています。

ポイント①|1階だけで、1日が終わる

1階にはLDK18.8帖、和室4.5帖、水回り一式、そして着替えをしまうファミリークローク2.5帖が入っています。

朝起きて、顔を洗って、着替えて、食べて、洗濯して、夜に風呂に入る。この流れが全部1階で完結します。2階へ上がる用事は、寝るときと、寝室のものを取りに行くときだけです。

階段の上り下りは、妊娠中やケガをしたときには思っている以上にこたえます。使う回数を1日1往復まで減らしておくと、そういう時期の負担がまるごと軽くなりますね。

ポイント②|玄関に直結した6.0帖のシューズクローク兼パントリー

西の端、玄関のすぐ隣に6.0帖のシューズクローク兼パントリーがあります。

玄関土間とつながっているので、買ってきたお米や飲み物のケースを、いったん床に置いてから運び直す必要がありません。玄関で靴を脱ぐ前に、重いものを先に置いてしまえます。

ここにはコートハンガーも設けています。上着を室内に持ち込まずに済むので、花粉の時期は玄関で止められます。

ポイント③|和室4.5帖を、1階の寝室として使う

LDKの東側、中央付近に和室4.5帖。引き戸で仕切れば個室になります。

普段は子どもを遊ばせたり、来客用に使ったりする部屋ですが、体調によっては1階の寝室にできるのが大きいところです。ポイント①の階段の話と合わせると、この和室があることで「2階に上がらない日」がつくれます。

LDKに面しているので、開け放てば18.8帖に4.5帖が足されます。閉じても開いても成立する位置ですね。

ポイント④|個室のようなユーティリティルーム2.5帖

キッチンの北隣に、2.5帖のユーティリティルームがあります。

四方をほぼ壁で囲まれていて、LDKからは中が見えません。家事の作業台にしても、書斎にしても、手を止めたまま置きっぱなしにできる場所です。

見えないところに作業を逃がせると、LDKを片づける頻度が下がります。散らかりにくい家というのは、片づけが得意な家ではなく、散らかしていい場所がある家だと思っています。

ポイント⑤|脱衣室1.5帖とファミリークローク2.5帖を隣り合わせる

東側の水回りは、浴室2.0帖、脱衣室1.5帖、そしてファミリークローク2.5帖という並びです。

脱いだ服を洗い、乾いたら畳んで、そのまま隣にしまう。この3つの動作の間に移動がほとんど入りません。

洗面はサニタリールームとして脱衣室から分けてあるので、誰かが入浴中でも手洗いや歯磨きができます。

ポイント⑥|2階は主寝室6.0帖と洋室4.7帖が2つ

2階は西側だけに載っています。主寝室6.0帖、WIC3.0帖、洋室4.7帖がふたつ、それにトイレです。

寝るための階なので、部屋の広さは控えめ。そのぶんWIC3.0帖を主寝室の隣に確保しています。

東側は下屋の屋根です。1階が横に広がっているぶん、屋根の面積は大きくなります。

検討するなら、ここは確認を

  • 必要な敷地の幅:間口13.65mの建物です。両側の外壁から境界まで、さらに駐車スペースまで取ると、敷地の間口はかなり必要になります。土地探しから始める場合は、この寸法を持って探してください。
  • 下屋の屋根の納まり:2階が西半分だけなので、東側は大きな下屋になります。雨樋の位置や、2階の窓から見える屋根面の見え方を、立面図でも確認しておきたいところ。
  • 洋室4.7帖の使い方:机とベッドを置くと、ほぼ埋まります。お子さんの荷物は2階に置ききれない前提で、1階のどこにしまうかを先に決めておきましょう。
  • 和室を寝室にする期間:一時的に使うのか、将来ずっと使うのかで、必要な収納もコンセントの位置も変わります。想定を伝えたうえで図面を直してもらってください。
  • 6.0帖のクロークの棚割り:広いぶん、棚を入れないと物が床に積まれます。靴、食品、掃除道具のどれをどこに置くか、棚の高さまで決めておくと使い方が固まります。

こんなご家族に向いています

  • 1階だけで暮らしが完結する家を望む方
  • 将来の階段の上り下りに不安がある方
  • まとめ買いをよくされるご家庭
  • 家事の動線を短くしたい方
  • 敷地の間口に余裕がある方

まとめ|2階を削るのではなく、役割を減らす

半平屋というと「2階を小さくした家」と受け取られがちですが、順番は逆です。1階に入れたい機能を全部入れてみて、残ったものだけを2階に上げると、結果として2階が小さくなります。

このプランで2階に残ったのは、寝室と、そこにしまう服だけでした。それ以外は全部1階に置けたということですね。

ご自身のプランでも、2階にある部屋を一つずつ「これは1階にあってはいけないか」と問い直してみてください。案外、下ろせるものが見つかりますー。

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