この規模で5LDKはなかなかない!壁付けキッチンで実現できる総二階プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :114.27㎡(34.56坪)
  • 部屋数  :5LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):9.1m
  • 奥行(縦):6.37m
  • 収納率  :11.41%

プランポイント

34.56坪で5LDK。部屋数だけ見ると、かなり詰まっています。それを可能にしているのが、壁付けキッチンという選択です。いま主流の対面キッチンをあえて選ばなかった。その判断が、部屋数と広さの両立につながっています。

ポイント①|壁付けキッチンで、通路を1本にする

キッチンは1階の西側、壁に沿って配置されています。対面ではありません。

対面キッチンにすると、カウンターの前後に通路が要ります。作業側と、リビング側と、両方。つまり通路が2本必要になるんですよね。壁付けなら、必要な通路は1本だけです。

その差が、そのままLDKの使える床面積になります。16帖という数字のうち、家具を置ける部分の割合が対面より大きい。数字以上に使える空間になっています。

ポイント②|浮いた面積を、部屋数に回す

延床34.56坪で5LDK。和室4.5帖、洋室4.5帖、洋室5.2帖が2室、主寝室6.8帖です。

この規模で5部屋というのは、なかなか見ません。廊下を抑え、キッチンの通路を1本にし、削れるところを削った結果ですね。

しかも個室のサイズは、4.5帖から6.8帖まで。極端に小さい部屋はありません。数を増やして各部屋を犠牲にした、という間取りではないんです。

ポイント③|1階に和室4.5帖。LDKとは分けて置く

和室4.5帖は1階の北東、玄関ホールのすぐ横にあります。LDKとは壁で仕切られた位置です。

LDKに隣接する和室は続き間として使えますが、独立性は下がります。この間取りは玄関側に置くことで、来客用の部屋としての性格を強めました。

急な来客をここに通せば、LDKを片付ける必要がありません。将来はご両親が泊まる部屋にも、1階の寝室にもなります。

ポイント④|2階に納戸3帖

2階の北西に納戸3帖があります。個室とは別枠の収納です。

5LDKの家では、部屋の数だけ荷物も増えます。各部屋のクローゼットだけでは、季節物や共用のものが行き場を失います。

納戸が独立してあると、そうしたものの置き場が最初から決まります。3帖あれば、季節家電も来客用布団もまとめて収まる量ですね。

ポイント⑤|浅い奥行きが、明るさに効く

建物は間口9.1m、奥行6.37m。奥行が3.5間しかない浅い形です。

奥行が深いと、建物の中央に窓の取れない部屋ができます。この形はその心配がありません。すべての部屋が外壁に面するので、日中に照明が要る部屋が生まれにくい構成です。

1階のLDKは南面が大きく開いて、その先にウッドデッキ。5LDKという部屋数の多さのわりに、閉塞感が出にくい形ですね。

検討するなら、ここは確認を

  • 壁付けキッチンの視線:作る人が壁を向くので、リビングの様子は振り返らないと見えません。小さなお子さんを見ながら料理したい場合は、ここが判断の分かれ目になります。手元が丸見えになる点も、好みが分かれるところ。
  • 収納率11.41%:いまは足りても、5年後にモノが増えたときに効いてくる部分です。5LDKで家族が多いほど、この数字は厳しくなります。納戸3帖を何に使うか、先に決めておきたいところ。
  • LDK16帖という広さ:部屋数を優先したぶん、LDKは控えめです。家族全員が集まる場面が多いご家庭では、少し窮屈に感じるかもしれません。何人で使うかから逆算して確認を。
  • 洋室4.5帖:ベッドと机で埋まります。5部屋あるので、どの部屋を誰が使うかを具体的に決めてから広さを判断したいですね。
  • 2階の水回り:トイレと小さな洗面はありますが、浴室は1階のみです。5人以上で暮らす場合、朝晩の入浴時間の配分は考えておきたいところ。

こんなご家族に向いています

  • お子さんが3人以上のご家族
  • ご両親との同居や、将来の呼び寄せを考えている方
  • 部屋数を最優先したい方
  • 料理は一人で集中してしたい方
  • 34坪台で5LDKを確保したい方

まとめ|対面キッチンが唯一の正解ではない

いま新築の相談を受けると、9割以上の方が対面キッチンを希望されます。家族の顔が見える、会話ができる。理由もはっきりしています。

ただ、対面には面積のコストがあります。通路が1本増えるだけで、LDKで使える床は目に見えて減ります。部屋数を優先したい間取りでは、そこが効いてきます。

料理をする人が一人なのか、複数なのか。会話しながら作りたいのか、集中したいのか。そこを正直に見てから決めると、対面以外の答えが出ることもありますよー。

この間取りをInstagramで見る

保存・コメントもこちらから

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

間取りのセカンドオピニオンを相談する

ご相談メニューと料金は、リンク先のページでご確認いただけます

イメージギャラリー

R

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP