親は一階で大満足 二階は三兄弟へプレゼント 一階完結型4LDKプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :117.58㎡(35.56坪)
  • 部屋数  :4LDK
  • 玄関   :北入り
  • 間口(幅):8.19m
  • 奥行(縦):10.465m
  • 収納率  :12.29%

プランポイント

1階は親、2階は子ども。この間取りは階でまるごと世代を分けています。1階には主寝室から水回りまで揃っていて、親だけで生活が完結する。2階は洋室4.5帖が3つとトイレだけで、三兄弟に丸ごと明け渡した形です。潔い分け方だと思います。

ポイント①|1階に、親の生活がひととおり収まる

1階には主寝室7帖、ファミリークローク3帖、浴室2帖、脱衣室2.5帖、トイレ、パントリー1.5帖、そしてLDK19帖。

寝室から風呂まで1階にあるので、2階へ上がらなくても生活が回ります。お子さんが独立したあと、そのまま夫婦2人の家として使い続けられる形ですね。

主寝室が7帖と広めなのもポイントで、ベッド以外に机やソファを置く余裕があります。北西の角にあるので、玄関からもLDKからも離れて静かです。

ポイント②|2階は、三兄弟のためだけの階

2階には洋室4.5帖が3室と、ホール、トイレ。浴室も洗面も主寝室もありません。

つまり2階は完全に子どもの領域です。親が日常的に上がる理由がないぶん、お子さんにとってはプライバシーの保たれた場所になります。

3室とも4.5帖で揃えてあるのも効いています。広さで差をつけると必ず不満が出ますが、同じ条件なら揉めません。3人きょうだいの家では、この公平さが実務的に効いてきます。

ポイント③|2階にトイレを置く判断

1階完結型だと、2階のトイレは省かれることがあります。上がらない階に設備は要らない、という考え方です。

ただ3人が2階で生活するとなると、話が変わります。夜中に降りてくる回数も、朝の混雑も、3人ぶんです。2階にひとつあるだけで、1階のトイレの負担が大きく減ります。

将来お子さんが独立して2階を使わなくなっても、その頃には1階だけで生活しているので困りません。いまの15年を優先した設計ですね。

ポイント④|19帖のLDKと、3帖の畳コーナー

LDKは19帖。南側にあり、掃き出し窓の先がウッドデッキです。

その西に畳コーナー3帖。ファミリークロークの南に接していて、LDKからも入れます。お子さんが小さいうちは遊び場に、大きくなれば洗濯物をたたむ場所になります。

LDKの一部は吹抜けになっていて、2階のホールとつながります。子どもだけの階になりがちな2階と、下の気配がつながる仕掛けです。

ポイント⑤|ファミリークローク3帖を、玄関と水回りのあいだに

ファミリークローク3帖が、玄関ホールの西側にあります。その北が主寝室、南が畳コーナー。

帰ってきて上着とカバンを置く場所であり、洗った服をしまう場所でもあります。脱衣室からは少し距離がありますが、そのぶん玄関からの動線が短くなっています。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率12.29%:5人分の荷物を置くと考えると、少し心もとない数字です。ファミクロ3帖とパントリー1.5帖が主力で、大物専用の納戸がありません。お子さんの持ち物が増える時期を見越して、造作収納を予算に入れておきたいところ。
  • 2階に洗面がないこと:3人が同じ階で生活するのに、手洗いは1階まで降りることになります。トイレの横に小さな洗面を足せないか、検討する価値があります。
  • 洋室4.5帖が3室:ベッドと机で埋まる広さです。3人が同時に中高生になる時期を想定して、収納の取り方は詰めておきたいところ。3室分をまとめて考える必要があるので、家具の計画は早めに。
  • 吹抜けの音と空調:体感は数字では分かりません。同じ性能帯の家を、できれば冬と夏に見せてもらうのが一番確実です。
  • 主寝室とLDKの距離:北西の角なので離れてはいますが、廊下を挟まない位置です。生活時間がずれる場合は間の壁の仕様を確認しておくと安心です。

こんなご家族に向いています

  • 三兄弟、三姉妹など、お子さんが3人のご家庭
  • 親と子の生活空間を、階でしっかり分けたい方
  • お子さんが巣立ったあと、夫婦2人の家として使い続けたい方
  • 全員に同じ広さの個室を用意したい方
  • 35坪台で4LDKを確保したい方

まとめ|階で分けると、線引きがはっきりする

家族の空間をどう分けるかは、いつも悩ましいところです。同じ階で部屋を離すと、廊下が長くなったり、音が回ったりします。

その点、階で分けるのは単純で強い方法です。床という物理的な仕切りがあるので、音も視線もきれいに切れます。しかも「1階は親、2階は子」というルールが分かりやすい。

お子さんの人数が多いほど、この線引きは効いてきます。3人分の個室をどう配置するかで悩むより、階ごと渡してしまう。そういう解き方もありますよー。

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