20帖では物足りない?数字以上に広い開放的LDKプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :125.87㎡(38.07坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):10.92m
  • 奥行(縦):7.28m

プランポイント

LDK20帖。この数字を聞いて、広いと思うか物足りないと思うか。実は同じ20帖でも、隣に何があるか、上がどうなっているかで体感はまったく変わります。この38.07坪の家は、20帖のLDKに4帖の畳コーナーと6帖の吹抜けを足しました。床面積は増えていないのに、感じる広さは別ものになります。

ポイント①|6帖の吹抜けを、LDKの上に取る

2階の中央に、6帖の吹抜け。1階のLDKの上が抜けています。

20帖の床に、6帖ぶんの高い天井が加わる。人が広さを感じるのは床面積だけでなく、視線がどこまで届くかによります。上に抜けると、その分だけ空間が伸びる。

しかも吹抜けからの光が、20帖の奥まで届きます。明るい部屋は、同じ帖数でも広く感じられるんですよね。20帖を数字以上に見せるための、いちばん効く手です。

ポイント②|畳コーナー4帖を、LDKの南東に足す

LDKの南東に、4.0帖の畳コーナー。壁で仕切らず、LDKに開いています。

ここが実質的にLDKの一部として働くので、体感は24帖ぶんになります。しかも用途が固定されていない。お子さんを遊ばせる、ごろ寝する、洗濯物をたたむ。

床の高さを揃えて開いておくと、部屋が増えたのではなく、LDKが広がったように見えます。仕切るか開くかで、同じ4帖の価値が変わります。

ポイント③|キッチンと脱衣室を、ファミリークローク経由で結ぶ

1階の北側に、脱衣室2.0帖、ファミリークローク3.0帖、パントリー1.0帖が横一列。その東がキッチンです。

料理をしながら洗濯機を回しに行く。乾いたものをクロークにしまう。食品を取りに行く。すべてこの一列の上で済みます。

3室を通り抜けられるので、行き止まりがありません。キッチンから水回りへの裏道が、そのまま収納を兼ねている形ですね。

ポイント④|玄関のそばに、洗面所とトイレを置く

南西の玄関を入ると、すぐ北に洗面所、その北にトイレ。シューズクローク2.0帖も併設されています。

帰ってきて、靴を脱いで、数歩で手を洗える。洗面所が家の奥にあると「あとで」になりますが、玄関のそばなら習慣になります。

そしてトイレも同じ位置にあるので、来客が生活空間に入らずに使えます。玄関まわりに機能を集めた配置です。

ポイント⑤|2階に書斎2.0帖という、閉じた個室

2階の北東に、2.0帖の書斎。独立した部屋として仕切られています。

机ひとつ分の広さですが、扉が閉まります。在宅の仕事で、家族の声が入らない場所が要るとき、この2帖があるかないかで違います。

WIC2.0帖と納戸3.0帖も並んでいて、2階の北側に小さな機能が集まっている構成です。納戸があるので、大物の置き場にも困りません。

ポイント⑥|主寝室8.0帖とバルコニー4.0帖を、東に

2階の東側に主寝室8.0帖。南にバルコニー4.0帖が続きます。

主寝室が8帖と広く、WICと書斎も近い。2階の東半分が夫婦のゾーンになっています。

西側には洋室5.4帖が2つ。子ども部屋が同じ広さなので、きょうだいで差がつきません。3LDKに書斎という4つ目の役割を足した形です。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納の配分:ファミリークローク3.0帖、納戸3.0帖、シューズクローク2.0帖、WIC2.0帖、パントリー1.0帖。38坪の家として、かなり手厚い部類です。大物の置き場も納戸で確保されています。
  • 吹抜けの冷暖房:6帖ぶんの吹抜けがあると、暖めた空気は上へ流れます。断熱等級と気密の数値を確認し、シーリングファンだけに頼らない計画にしておきたいところ。
  • 吹抜けぶんの床:2階に6帖の床がないということでもあります。同じ坪数で部屋数を優先するなら、閉じる選択肢もある。開放感とのトレードオフです。
  • 畳コーナーを閉じられるか:開いているからこそ広く見えますが、来客に泊まってもらうときは仕切りたくなります。あとから建具を入れられる下地があるか、確認しておくと柔軟です。
  • 音がLDKに集まる:吹抜けと畳コーナーで開いているぶん、音も広がります。2階の書斎で在宅ワークをするなら、階段まわりの建具の有無を確認しておきましょう。

こんなご家族に向いています

  • LDKを数字以上に広く感じたい方
  • お子さんが小さく、目の届く畳スペースが欲しい方
  • 在宅で仕事をする個室が要る方
  • 帰宅後すぐ手を洗える動線が欲しい方
  • お子さんが2人までのご家庭

まとめ|帖数は、体感の一部でしかない

間取りを比較するとき、LDKの帖数は分かりやすい指標です。18帖より20帖、20帖より22帖。数字が大きいほうがよく見えます。

でも実際に住んで感じる広さは、天井の高さ、隣接する空間、光の量で決まります。20帖でも閉じた箱なら狭く感じますし、24帖でも暗ければ窮屈です。

数字を追いかける前に、その20帖の上と横に何があるかを見てみてください。吹抜け6帖と畳コーナー4帖。この2つを足しただけで、同じ20帖がまったく違って感じられますー。

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