みんなお庭に集合!リビングよりも庭に集まる家族プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :82.81㎡(25.05坪)
  • 部屋数  :2LDK
  • 玄関   :北入り
  • 間口(幅):12.74m
  • 奥行(縦):8.645m
  • 収納率  :13.75%

プランポイント

家族が集まる場所はリビング。そう決めてかかる必要はないのかもしれません。この平屋はコの字型に建物を折り曲げて、その内側に大きなデッキを抱えました。LDKも、主寝室も、洋室も、全部がそこに向いています。主役は庭のほうです。

ポイント①|コの字に折って、庭を三方から囲む

建物は上から見るとコの字型です。北側に水回りと玄関があり、そこから南へ向かって西側に主寝室7帖、東側に洋室6帖が張り出しています。

その内側、コの字に囲まれた部分が大きなウッドデッキです。三方を建物に囲まれているので、外からの視線がほとんど入りません。

塀を立てて囲うのとは違って、囲っているのが建物そのものなんですよね。だから閉塞感が出ません。どの部屋からも庭が見えるし、庭からもどの部屋の気配がわかる。中心にある空っぽの場所が、家族をつないでいる形です。

ポイント②|LDKも寝室も、同じデッキに面する

18帖のLDKは、南面がまるごとデッキに開いています。主寝室7帖も、洋室6帖も、それぞれデッキに面しています。

つまり、どの部屋にいても同じ庭を見ています。誰かがデッキに出れば、他の部屋からもわかる。声をかければ届きます。

リビングに集まるのは、そこが一番居心地のいい場所だからです。この間取りは、その役割をデッキに移しました。天気のいい日は、全員が自然と外に出てくる作りですね。

ポイント③|25.05坪・2LDKという割り切り

延床は25.05坪。部屋は主寝室7帖と洋室6帖の2つだけです。

小さく感じるかもしれませんが、これはデッキに面積を回した結果です。建物を大きくするより、囲われた庭を持つほうを選んだ、ということですね。

そのぶん個室にはゆとりがあります。主寝室7帖、洋室6帖。数を減らして、ひとつひとつを広く取る配分です。

ポイント④|北側に、畳コーナー3帖

LDKの北、玄関ホールに近い位置に畳コーナー3帖があります。

デッキとは反対側なので、こちらは落ち着いた場所です。お子さんのお昼寝、洗濯物をたたむ場所、来客を一時的に通す場所。外に開いた南とは性格の違う居場所ですね。

家の中に、明るく開いた場所と、こもれる場所の両方があると、天気や気分で使い分けられます。

ポイント⑤|WIC4帖を、主寝室の隣に

西側にウォークインクローゼット4帖。主寝室7帖のすぐ北です。

25坪台の家で4帖のWICはかなり大きめですが、部屋数を2つに絞ったからこそ確保できています。収納率は13.75%。

余裕があるぶん、詰め込まずに使えます。この余白が片付いた状態を保ってくれます。脱衣室からも遠くないので、洗った服をしまう動線も短く済みます。

検討するなら、ここは確認を

  • デッキの屋根の有無:三方を囲まれているぶん、上は開いています。屋根や庇があるかどうかで、使える日数がまったく変わります。雨の日も使いたいなら、部分的にでも屋根をかける検討を。素材の傷み方も変わってきます。
  • デッキの排水:建物に三方を囲まれた場所なので、雨水の逃げ道は限られます。排水経路と、落ち葉が溜まったときの対処は確認しておきたいところ。
  • コの字型の外壁:折り曲げたぶん、外気に触れる面が増えます。同じ断熱材を使っても性能値では不利になるので、四角い形にした場合の数値と並べて見せてもらうと判断しやすいですね。
  • 2LDKという割り切り:お子さんが2人以上になる、あるいは在宅ワークの個室が要る、といった変化には対応しづらい形です。10年後の家族構成まで含めて考えておきたいところ。
  • 必要な敷地:間口12.74m、奥行8.645mの平屋です。加えて建物と境界のあいだに、外壁の手入れができる余白が残るかも見ておきたいですね。

こんなご家族に向いています

  • 庭で過ごす時間を暮らしの中心にしたい方
  • 部屋数を増やす予定がなく、いまの家族構成で完結できる方
  • 隣家の視線を気にせず外に出たい方
  • 部屋数より、ひとつひとつの広さを優先したい方
  • 25坪台で2LDKの平屋を建てたい方

まとめ|家の中心は、部屋じゃなくてもいい

間取りを考えるとき、たいていLDKを中心に置きます。家族が集まる場所だから、そこを一番大きく、一番いい位置に。それは正しい考え方です。

ただ、集まる場所が屋根の下である必要はないんですよね。この間取りの中心は、床も天井もない空っぽの場所です。建物はその周りを囲っているだけ。

外で過ごすのが好きなご家族なら、こういう組み立て方も合うかもしれません。家の真ん中に何を置くか、一度自由に考えてみてくださいー。

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