奥に長くても使い勝手◎ 家事&帰宅&就寝動線付きプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :109.93㎡(33.25坪)
  • 部屋数  :4LDK
  • 玄関   :東西入り
  • 間口(幅):15.925m
  • 奥行(縦):7.735m
  • 収納率  :13.65%

プランポイント

間口15.925m、奥行7.735m。かなり横に長い平屋です。細長い建物は動線が伸びて使いにくくなりがちですが、この間取りは西・中央・東の3つのゾーンに割り切ることで、その弱点を消しています。33.25坪で4LDK、LDKは21.2帖という配分です。

ポイント①|西・中央・東で、役割をきっぱり分ける

西端に水回りと玄関、中央にLDK、東端に個室。建物を3つに区切った構成です。

横長の建物で一番まずいのは、用途の違う部屋が混ざって並ぶことです。寝室の隣が洗面所、その隣がリビング、というふうに並ぶと、端から端まで何度も往復することになります。

この間取りは、同じ性格の部屋を固めました。朝と夜に使う水回りが西、日中使うLDKが中央、夜使う個室が東。時間帯でゾーンが分かれるので、家族の動きが交差しにくくなっています。

ポイント②|家事動線は、キッチンから西へ一直線

キッチンの西にパントリー1.5帖、その先にファミリークローク3.5帖、さらに脱衣室3.5帖と浴室があります。

料理をしていて、洗濯機を回しに行く。乾いた服をしまう。この動きが、キッチンから西へ進むだけで済みます。戻る必要がありません。

ファミリークローク3.5帖が脱衣室の隣にあるので、洗って、しまうまでが扉一枚です。平屋なので階段もありません。家事の負担としては、かなり軽い部類になります。

ポイント③|帰宅動線は、玄関から水回りへ

玄関は西寄り。上がってすぐシューズクローク2帖があり、そこから北へ進むと洗面所です。

帰ってきて、靴を脱いで、荷物を置いて、手を洗う。この流れが玄関から数歩で終わります。LDKを通らないので、汚れたままリビングに入ってくることもありません。

洗面所は脱衣室と分かれているので、来客に使ってもらっても脱衣室の中は見られません。

ポイント④|就寝動線は、LDKから東へ

主寝室6.7帖はLDKの北側、洋室5.2帖・5.6帖・5.4帖は東端にまとまっています。

寝室に向かうときは、LDKから東へ進みます。水回りとは反対方向なので、朝の身支度をする人と、まだ寝ている人の動きがぶつかりません。

しかも東側にはトイレがもう1か所あります。個室ゾーンから西端まで戻らずに済むので、夜中でも安心ですね。

ポイント⑤|21.2帖のLDKを、家の中央に据える

LDKは21.2帖。3つのゾーンのちょうど真ん中にあります。

水回りへ行くときも、寝室へ行くときも、必ずここを通ります。移動のたびに家族が顔を合わせる構造ですね。しかも中央にあるぶん、どのゾーンからも近い。

南側にはウッドデッキ。掃き出し窓から続いていくので、LDKの体感はさらに広がります。

検討するなら、ここは確認を

  • 必要な敷地の間口:15.925mということは、9間近い幅が要ります。駐車スペースを横に並べるなら、さらに余裕が必要です。この寸法が入る土地かどうかが、そもそもの前提になります。
  • 外壁面積とコスト:横長の建物は、同じ床面積の正方形に近い建物より外周が長くなります。外壁材、断熱、将来のメンテナンス、いずれも面積が増えるぶんコストに響きます。四角に近づけた場合の見積もりと比較しておきたいところ。
  • 東端から西端までの距離:東の子ども部屋から西端の浴室までは、15m以上を歩きます。ゾーニングで交差は避けられていますが、絶対的な距離は残ります。日常の動きとして許容できるか、平面図の上で歩いてみてください。
  • 収納率13.65%:標準的な水準です。ファミリークローク3.5帖が主力なので、季節家電や大物の置き場は別に考えておくと安心かなと思います。
  • 横長の外観:正面から見たときに平坦な印象になりやすい形です。軒の出、屋根の形、外壁の張り分けで表情をつけたいところですね。

こんなご家族に向いています

  • 間口が15m以上取れる、横に広い敷地をお持ちの方
  • お子さんが2〜3人で、それぞれに5帖台の個室を用意したい方
  • 平屋で4LDKを確保したい方
  • 家事動線を短くしたい方
  • 33坪台でLDK21帖を実現したい方

まとめ|細長い家は、動線を「重ねない」ほうがうまくいく

細長い建物を扱うとき、動線を1本にまとめようとすると失敗します。全部が同じ廊下を通るので、朝は渋滞し、夜は音が響きます。

この間取りは逆に、目的ごとに向かう方角を分けました。家事は西へ、就寝は東へ、帰宅は玄関から北へ。同じ場所を取り合わないので、長さのわりに使いやすくなっています。

奥に長い土地、横に長い土地。形で悩まれているなら、まず「どこへ行く道が何本要るか」を数えてみてください。そこから割り振ると、案外すっきり収まりますよー。

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こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
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  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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