

概要
- 延べ面積 :120.89m(36.56坪)
- 部屋数 :4LDK
- 玄関 :東(西)入り
- 間口(幅):7.28m
- 奥行(縦):10.01m
プランポイント
趣味の道具は、たいてい室内に置き場がありません。釣り、キャンプ、自転車、ゴルフ。どれも土のついたものや、大きなものです。この36.56坪のプランは、シューズクロークを4.0帖取って、そこを通り抜けられるようにしました。間口7.28m、奥行10.01mの4LDKです。
ポイント①|シューズクローク4.0帖に、出入口を2つつくる
玄関の西にシューズクローク4.0帖。玄関側からも、内側のホール側からも出入りできます。
いわゆる二方向に開いた形です。帰ってきたら土間から入って荷物を置き、そのまま室内へ抜けられます。玄関に戻る必要がありません。
4.0帖は、趣味の道具を置いても人が通れる広さです。通り抜けができる収納は、通路を兼ねるぶん面積の効率もよくなります。
ポイント②|和室6.0帖を、南に構える
1階の南に和室6.0帖。LDK18.0帖と続けて使える位置です。
6.0帖という広さは、和室としては標準的ですが、いまのプランでは大きいほうです。閉じれば客間として成立しますし、開ければLDKの延長になります。
南面に接しているので、日当たりも確保されています。畳の部屋を南に置くというのは、いまでは贅沢な配分ですね。
ポイント③|LDK18.0帖を、西から南に取る
1階の西側から南にかけて、LDK18.0帖が広がります。
キッチンは北西。北のパントリー2.0帖と背中合わせなので、買ってきたものを置くまでの距離が短くなっています。
階段はLDKの中を上がります。2階へ行くには必ずここを通るので、家族が顔を合わせる回数が増えます。
ポイント④|北に水回りを、横一列に並べる
1階の北側に、パントリー2.0帖、トイレ、洗面所、脱衣室1.5帖、浴室2.0帖が並びます。
洗面と脱衣を分けているので、入浴中でも洗面台が使えます。北面は日当たりを当てにしない面なので、水回りを置くには向いた場所です。
キッチンからこの列へ直接抜けられるので、料理と洗濯を並行して回せます。
ポイント⑤|2階に主寝室8.0帖とWIC3.0帖、納戸2.0帖
2階の北に主寝室8.0帖、その西にWIC3.0帖。南にもう一段下がって納戸2.0帖があります。
衣類の置き場と季節物の置き場が別なので、しまうものを混ぜずに済みます。1階のシューズクロークと合わせると、収納は用途ごとに三つに分かれている形ですね。
2階は建物の一部にだけ載っていて、北側は下屋の屋根になります。
ポイント⑥|洋室5.4帖を2つ、南側に並べる
2階の南に洋室5.4帖がふたつ。あいだに収納が入ります。
主寝室と階段を挟んで離れているので、生活音が伝わりにくい並びです。就寝時間の違うご家族でも成立しやすい形になっています。
和室6.0帖と合わせて4LDK。1階に1室、2階に3室という構成です。
検討するなら、ここは確認を
- 4.0帖の中の棚割り:趣味の道具は形も大きさもばらばらです。何を置くかを先に書き出して、棚の高さと奥行きを決めてから工事に入りたいですね。
- 土間の換気:濡れたものや土のついたものを置く場所です。においと湿気の逃げ道があるか、窓と換気扇の有無を図面で確認してください。
- 2つの扉の位置:通り抜けられるということは、通路の幅が要るということでもあります。棚を置いたあとに人が通れるか、寸法を当てておきましょう。
- 下屋の屋根の納まり:2階が一部にしか載っていないので、北側は下屋になります。雨樋をどこに落とすか、2階の窓から屋根がどう見えるかを立面図で見ておきたいですね。
- 東西の壁と隣家:間口7.28mに対して奥行10.01m。長い東西面が隣家に向くので、窓の位置は隣の建ち方まで見て決めたいところです。
こんなご家族に向いています
- 屋外の趣味をお持ちの方
- 玄関に物を出したくないご家庭
- 和室を南に置きたい方
- 収納を用途で分けたい方
- 36坪前後で計画されている方
まとめ|収納は、通り抜けられると使われます
収納の相談を受けるとき、私は広さより先に「そこを通るか」を見ます。行き止まりの収納は、奥から死んでいきます。手前しか使わなくなるからです。
このプランのシューズクロークは4.0帖あって、しかも通り抜けられます。毎日そこを歩くので、奥まで目が届きます。
ご自宅の物置や納戸を思い浮かべてみてください。奥に何が入っているか、すぐ言えるでしょうか。言えないなら、それは位置の問題かもしれませんー。
保存・コメントもこちらから
こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください
- 提案されたプランに、どうもピンとこない
- 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
- 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
- SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
- 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない
家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。
ご相談メニューと料金は、リンク先のページでご確認いただけます

コメント