これは活躍間違いなし!パントリーのポジショニングと使い勝手が素晴らしいプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :103.10㎡(31.19坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :西(東)入り
  • 間口(幅):10.465m
  • 奥行(縦):10.01m
  • 収納率  :17.67%

プランポイント

パントリー4帖。31.19坪の平屋で、食品庫にこれだけの面積を割くのは相当な決断です。でもこのプランで注目したいのは、広さより置き場所のほう。玄関ホールとキッチンのあいだ、ちょうど通り道になる位置に据えられています。大きいだけの物置ではなく、毎日通る場所としてのパントリーですね。

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ポイント①|パントリーを、玄関とキッチンの通り道に置く

西の玄関を入ると、シューズクローク2.2帖、そしてホール。そこから東へ進むと、4帖のパントリーがあり、その南がキッチンです。

買い物から帰ってきたとき、玄関、ホール、パントリー、キッチン。荷物を持ってリビングを横切る必要がありません。

そして重要なのは、この道が行き止まりでないこと。パントリーを抜ければキッチンに出られるので、日に何度も通ります。通る場所は自然と整理されるので、物置になりません。

ポイント②|4帖という広さが可能にすること

パントリーが4帖あると、置けるものの種類が変わってきます。

食品のストックだけでなく、冷蔵庫、炊飯器やオーブンなどの家電、ゴミ箱、飲料のケース買い。キッチンに出しておきたくないものを、まとめてここに収められます。

図面を見ると、冷蔵庫もこのエリアに描かれています。つまりキッチンの調理台まわりには、本当に必要なものしか出ていない状態がつくれる。生活感を消すという意味では、これが一番効く方法かもしれません。

ポイント③|LDK18.5帖を、南に大きく取る

LDKは18.5帖。玄関のある西側を除いて、建物の南寄りをぐるりと使っています。

キッチンは中央に横向き。その南に楕円形のダイニングテーブル、さらに南にリビング。南面には掃き出し窓が並び、その外に幅の広いウッドデッキ。

キッチンに立つと、北にパントリー、南にダイニングとリビング。振り返るだけで収納に手が届き、正面には家族が見える。作業する場所としてかなり良い立ち位置です。

ポイント④|主寝室7.5帖とWIC2.5帖を、西側に

西側の南半分に主寝室7.5帖。その北にWIC2.5帖があり、玄関ホールにも面しています。

寝室が玄関の近くというのは、帰宅してすぐ着替えられる利点があります。WICがホール側からも入れるので、上着をここに掛けてからLDKへ、という動きもできます。

主寝室は南面に窓があり、デッキにも面しています。朝の光が入る位置ですね。

ポイント⑤|水回りを北東にまとめて、脱衣室3帖を確保する

北東には、トイレ、洗面所、浴室2帖、脱衣室3帖。

脱衣室に3帖あると、洗濯機を据えて物干しを渡してもまだ動けます。洗面所が独立しているので、入浴中でも洗面台は使えます。

キッチンからも近い位置なので、料理をしながら洗濯機を回しに行くのが数歩。パントリーを抜ければ、そのまま水回りへ抜けられます。

ポイント⑥|個室2つを東側に並べる

東側に洋室5帖が2つ。どちらも同じ広さで、南北に並んでいます。

LDKからは廊下を介さず直接入る形ですが、水回りゾーンとは分かれています。子ども部屋がLDKに面していると、親から様子が見えやすいという利点があります。

5帖ずつという広さは、机とベッドを置いてゆとりが残る寸法。きょうだいで差がつかないのもいいところです。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率17.67%:かなり多い部類です。ただしその半分近くをパントリー4帖が占めているので、衣類や日用品の置き場は別に見ておく必要があります。WIC2.5帖とシューズクローク2.2帖、各室のクローゼットで足りるか、持ち物の量と照らし合わせてみてください。
  • パントリー4帖の使い方:広い収納は、区切り方を決めないと物が積み上がります。棚の高さ、奥行き、何をどこに置くか。ここまで詰めてから着工したいところです。特に通り抜ける動線を確保しておかないと、道として機能しなくなります。
  • パントリーぶんの面積:4帖は約2坪。この面積をLDKや個室に回さなかった判断に納得できるかどうかが、このプランを選ぶ分かれ目になります。
  • 子ども部屋がLDKに面する:思春期になると、友人を通しにくくなります。ご家族の考え方次第ですが、建具の位置を変えられるか聞いておくといいかもしれません。
  • 建築面積が敷地に載るか:間口10.465m×奥行10.01m。ほぼ正方形の平屋です。上限まで建てられるかと車の台数を、先に確かめておきましょう。

こんなご家族に向いています

  • まとめ買いをされるご家庭
  • キッチンに物を出しておきたくない方
  • 買い物の荷物を、リビングを通さずに運びたい方
  • 収納家電(冷蔵庫、オーブン、炊飯器)が多い方
  • 平屋で3LDKを、正方形に近い土地に建てたい方

まとめ|パントリーは、大きさより「通れるか」

パントリーが欲しい、という要望はよく聞きます。でも実際に住んでみると使われていない、というケースも少なくありません。

理由はだいたい同じで、行き止まりの場所にあるからです。わざわざ扉を開けて入る場所は、だんだん開けなくなる。そして奥に何があるか分からなくなります。

このプランのパントリーは、玄関からキッチンへの通り道です。毎日通るから、中身が把握できる。パントリーを検討されるときは、広さの前に「そこを通るかどうか」を確かめてみてくださいー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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