皆が自然と談笑したくなる 我が家はLDKが中心プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :97.72㎡(29.56坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):12.285m
  • 奥行(縦):9.1m
  • 収納率  :11.44%

プランポイント

家族が自然と集まる家にしたい。よく聞くご希望ですが、集まるかどうかは気持ちの問題ではなく、配置で決まる部分がかなりあります。この平屋はLDK18帖を建物の中心に据えて、すべての部屋をそこに向けました。通らずには済まない場所にしてある、という設計です。

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ポイント①|LDK18帖が、家の真ん中にある

建物のほぼ中央がLDKです。その北にファミリークロークと水回り、東に玄関と主寝室、西に洋室と書斎、南に和室とウッドデッキ。四方をぐるりと囲まれています。

つまり、どこへ行くにもLDKが視界に入ります。帰ってきたとき、風呂に入るとき、部屋に戻るとき。移動のたびに、そこにいる家族と目が合う。

「リビングを通る間取り」というと階段の話になりがちですが、平屋でも同じことはできます。むしろ平屋のほうが、通過する頻度は高くなります。

ポイント②|和室3帖が、LDKの南西に付く

LDKの南西に和室3帖。引戸で仕切れる形で、南のウッドデッキにも面しています。

3帖という小ささがちょうどよくて、独立した客間ほど場所を取らないのに、使い道はしっかりあります。お子さんのお昼寝、洗濯物をたたむ場所、来客時に一時的に人を通す場所。

LDKに接しているので、開け放てば18帖がそのまま21帖近くに感じられます。閉じれば個室。日によって使い分けられる余白ですね。

ポイント③|書斎を、廊下の途中に置く

西側の廊下沿いに書斎があります。個室として囲われた形ではなく、廊下に面した位置です。

完全に閉じた書斎は、こもれる代わりに使われなくなりがちです。逆にLDKの中に机を置くと、賑やかすぎて集中できない。この位置は、その中間ですね。

LDKからは少し離れているので音は届きにくく、それでいて家族の気配はわかる。在宅ワークにも、お子さんの勉強にも使える距離感です。

ポイント④|北側に、脱衣室3帖とファミリークローク3帖

北側に浴室2帖、脱衣室3帖、洗面所、そしてファミリークローク3帖が並びます。洗濯機は脱衣室の中です。

脱衣室が3帖あるので、洗濯機を置いても作業スペースが残ります。室内干しのバーを足す余裕もある広さですね。そして隣がファミクロなので、洗って、乾かして、しまうまでが数歩で終わります。

平屋なので、洗濯物を持って階段を上がる動きは最初から存在しません。

ポイント⑤|主寝室は、LDKの東隣

主寝室6帖は北東。LDKのすぐ隣です。洋室5帖が2室は西側の廊下沿いで、主寝室とは反対の位置になります。

夫婦の寝室とお子さんの部屋を東西に振り分けた形ですね。生活時間がずれても、直接は影響しません。

主寝室からLDKへは扉一枚。朝起きてすぐ家族の顔が見える距離です。

検討するなら、ここは確認を

  • すべての動線がLDKを通ること:家族が集まりやすい反面、来客中に部屋へ戻ったりお風呂へ行ったりするのが気まずくなる場面はあります。お客様を迎える機会が多いご家庭では、和室を通す前提にできるかを含めて考えたいところです。
  • 必要な敷地の広さ:間口12.285m、奥行9.1mの平屋です。建ぺい率と駐車スペースを考えると、相応の土地が要ります。土地の条件から確認したいところ。
  • 収納率11.44%:やや控えめです。ファミリークローク3帖が主力で、シューズクローク1帖と小さめ。玄関まわりの荷物の置き場は、造作か家具で足す前提にしておくと安心です。
  • 建物中央の採光:LDKが中央にあるので、南面の開口と天井からの採光をどう組み合わせるかが効いてきます。周囲を部屋に囲まれているぶん、窓が取れる面は限られます。
  • 書斎の音:廊下に面しているので、人の行き来の音は入ります。集中して作業したい方は、引戸を付けられるようにしておくと融通が利きます。

こんなご家族に向いています

  • 家族がすれ違う回数を、間取りの側から増やしたい方
  • お子さんが小さく、目の届く範囲で過ごさせたい方
  • 平屋で3LDKと書斎を確保したい方
  • 和室を普段使いもしたい方
  • 29坪台でLDK18帖を実現したい方

まとめ|集まる家は、間取りで作れる

家族がリビングに集まらない、という悩みはよく聞きます。ただ、それは家族が冷たいからではなくて、リビングを通らずに部屋へ行けるからだったりします。

通り道になっていれば、人は自然とそこを通ります。通れば顔が合い、顔が合えば一言交わす。その積み重ねが「集まる家」の実体です。

集まってほしいと願う前に、通らざるを得ない場所にしておく。設計でできることは、案外そういう即物的なところにありますよー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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