四角い箱の中に人気要素詰め込んだ多機能総二階プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :110.95㎡(33.56坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):8.19m
  • 奥行(縦):7.28m
  • 収納率  :12.05%

プランポイント

1階と2階が同じ大きさの、8.19m×7.28mの四角い箱。凹凸はどこにもありません。地味な形ですが、実はこれが一番コストと性能に効きます。そのうえで、ファミリークローク、書斎、2階の洗面、バルコニー、WIC3帖と、人気の要素をひととおり詰め込んでいます。

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ポイント①|総二階の四角い箱という選択

建物の形は、上から見ても横から見ても四角。1階と2階が同じ大きさで、下屋も出っ張りもありません。

この形は、同じ床面積なら外周がもっとも短くなります。外壁の面積が少ないということは、材料費が下がり、断熱の弱点が減り、将来の塗り替え面積も小さくなるということです。

屋根の形もシンプルになるので、雨仕舞いの弱点が生まれません。凹凸のある家に比べて、建てるときも、住んでからも、コストが読みやすい形ですね。

ポイント②|1階に、ファミリークローク2.5帖

1階の中央、廊下とLDKのあいだにファミリークローク2.5帖があります。その北西が洗面脱衣室2.7帖と浴室2帖です。

洗って、乾かして、隣にしまう。この動線が1階で完結します。2階に運ぶ必要がないので、洗濯にかかる時間が短くなります。

2.5帖とコンパクトですが、位置が水回りの真横なので、実際の使い勝手は面積以上です。

ポイント③|19帖のLDKと、南のウッドデッキ

LDKは19帖。建物の南東を占めていて、掃き出し窓の先にウッドデッキが続きます。

キッチンは北東の壁沿い。冷蔵庫も同じ側で、階段のすぐ横にあります。生活感のあるものを北にまとめて、南を明けた構成ですね。

四角い建物の中でLDKに19帖を取れているのは、廊下を短く抑えたからです。玄関ホールからLDKへ直接入れて、水回りへは短い廊下1本。移動のためだけの面積が最小限です。

ポイント④|2階に、洗面と書斎を足す

2階には主寝室8帖、洋室5.2帖が2室、ウォークインクローゼット3帖、書斎2帖、トイレ、そして小さな洗面があります。

2階の洗面は、朝の混雑対策として効いてきます。お子さんが2人いれば、洗面所は朝の渋滞ポイントです。上にもうひとつあるだけで、流れがまったく変わります。

書斎2帖は廊下沿い。個室にこもりきらず、それでいてLDKの音からは離れています。在宅ワークにも、お子さんの勉強にも使える距離感ですね。

ポイント⑤|主寝室8帖に、WIC3帖とバルコニー

主寝室は8帖。この規模の家としては広めです。西隣にウォークインクローゼット3帖があり、南にはバルコニーが続きます。

WICが3帖あるので、衣類を寝室に置かずに済みます。8帖という広さを、ベッド以外のことに使える形ですね。

バルコニーは2階の南東。洗濯物を外に干したい場合の受け皿になります。1階で完結させるか、2階に干すか、両方の選択肢が残されています。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率12.05%:足りるかどうかは、いまお持ちのモノの量次第です。一度数えてみることをおすすめします。ファミクロ2.5帖とWIC3帖が主力で、大物専用の納戸はありません。
  • バルコニーを使うかどうか:1階に洗濯動線が完結しているので、バルコニーは使わない可能性もあります。使わないバルコニーは防水のメンテナンス費だけがかかる場所になるので、必要かどうかは先に決めておきたいところ。
  • 洋室5.2帖:2室とも同じ広さを揃えてあるので、後から不満が出にくい配分にはなっています。ベッドと机を置いたあとの余白は、家具の寸法から確認を。
  • 2階洗面のスペース:廊下に設けられた小さなものです。手を洗う、歯を磨くには十分ですが、身支度をすべてここで済ませる想定なら、鏡や照明の計画を詰めておきたいですね。
  • 四角い形の外観:性能とコストには有利ですが、外観は平坦になりがちです。軒の出、窓の配置、外壁の張り分けで表情をつけたいところ。

こんなご家族に向いています

  • 建築費と光熱費を抑えたい方
  • 断熱性能を優先したい方
  • お子さんが2人で、それぞれに個室を用意したい方
  • 在宅ワークで書斎が必要な方
  • 33坪台で3LDKと書斎を確保したい方

まとめ|形をシンプルにするほど、中身に予算を回せる

外観に変化をつけたい、というご要望はよく聞きます。凹凸をつけ、屋根の形を複雑にすると、たしかに表情は出ます。

ただ、その凹凸ひとつひとつに、外壁の面積と、施工の手間と、将来のメンテナンス費がついてきます。総額は思っているより増えます。

形をシンプルにして、浮いたぶんを断熱や設備、あるいはファミクロや書斎に回す。この間取りが人気要素をひととおり入れられているのは、外形で贅沢をしなかったからです。どこにお金を使うかの、ひとつの答えかなと思いますー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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