入室厳禁!!完全プライベートな奥深の寝室プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :103.72㎡(31.38坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):13.195m
  • 奥行(縦):8.19m
  • 収納率  :13.71%

プランポイント

寝室は寝るだけの部屋、と割り切っている方は多いと思います。ただ、家の中で唯一「大人だけの場所」になり得るのも寝室なんですよね。この平屋は、その寝室を西の一番奥に置いて、書斎とクローゼットと浴室まで一続きにしました。夫婦のためのゾーンが、家の中に独立して存在しています。

ポイント①|主寝室7.5帖は、家の一番奥

主寝室7.5帖は西の端。玄関からも、LDKからも、子ども部屋からも最も遠い位置にあります。

間口13.195mという横長の平屋で、東端に子ども部屋、西端に主寝室という配置です。対角線上に振り分けているので、生活音がほとんど干渉しません。

寝る時間がずれても気にしなくていい。夜中に起きても誰も起こさない。この距離があるだけで、睡眠の質はけっこう変わります。

ポイント②|寝室から書斎、クローゼット、そして浴室へ

主寝室の北側に書斎が続き、その先にウォークインクローゼット1.5帖、さらに脱衣室3帖と浴室2帖があります。

つまり、寝室から出て、書斎で作業して、着替えて、風呂に入る。この一連がすべて西側だけで完結します。LDKにも玄関にも一度も出ません。

ホテルのスイートに近い構成ですね。夫婦の生活が、家族の共有空間とは別の系統として成立しています。朝早く起きる方、夜遅くまで仕事をされる方には、かなり効いてくる配置です。

ポイント③|書斎は寝室ゾーンの中にある

書斎は、寝室と水回りのあいだに挟まれています。LDK側からは入れません。

書斎をLDKの近くに置くと、家族の気配が届いて集中しづらくなります。逆に完全に独立させると、こもりすぎて使わなくなる。この位置は、寝室からすぐで、かつ生活動線から外れているという中間です。

夜、家族が寝たあとに作業する。朝、誰も起きていない時間に手を動かす。そういう使い方に向いた場所ですね。

ポイント④|20.5帖のLDKと、3帖の畳コーナー

LDKは20.5帖。東側から南側にかけて大きく取られています。キッチンは中央付近で、その裏にパントリー1.5帖と冷蔵庫。

LDKの南寄りには畳コーナー3帖。引戸で仕切れる形なので、お子さんの遊び場にも、来客時の予備の寝床にもなります。

主寝室ゾーンを西に切り離したぶん、東側は家族の共有空間として広く使えます。役割がはっきり分かれた間取りです。

ポイント⑤|玄関を中央に置いて、東西に振り分ける

玄関は建物の中央、南向き。上がってホールに出ると、西に寝室ゾーン、東にLDKと子ども部屋という分岐になります。

横長の平屋で玄関を端に置くと、反対側までの移動が長くなります。中央に置いたことで、どちらへも同じくらいの距離で行けるんですね。シューズクローク2.5帖も玄関脇にあり、荷物の置き場も確保されています。

検討するなら、ここは確認を

  • 間口13.195mという条件:かなり横長の建物なので、間口の広い敷地が前提になります。駐車スペースを横に並べるとさらに幅が要ります。建物の幅と駐車台数を、敷地図の上で合わせてみるのが先ですね。
  • 寝室ゾーンの独立をどう捉えるか:夫婦の空間が確保される反面、家族との距離は遠くなります。お子さんが小さいうちは、夜に呼ばれても気づきにくい可能性があります。お子さんの年齢によって評価が変わるところですね。
  • 書斎の広さと形:細長い形状なので、机の向きと奥行きは家具の寸法から詰めておきたいところ。通路を兼ねる形になるなら、椅子を引くスペースも計算に入れておく必要があります。
  • 建物中央の採光:横長で奥行8.19mなので、玄関ホールやパントリーのあたりは南北の窓から離れます。天井から光を落とす方法を検討する価値があります。
  • 収納率13.71%:数字としては十分です。ただWICが1.5帖と小さめなので、夫婦の衣類量によっては足りなくなるかもしれません。手持ちの量と照らし合わせて確認を。

こんなご家族に向いています

  • 夫婦の時間や空間を大切にしたい方
  • 在宅で仕事をされる方、夜型・朝型の生活リズムの方
  • お子さんが小学校高学年以上のご家庭
  • 間口の広い、横長の敷地をお持ちの方
  • 31坪台で3LDKの平屋を建てたい方

まとめ|家族のための家に、大人のための場所を残す

間取りを考えるとき、優先されるのはたいていLDKと子ども部屋です。家族が集まる場所、子どもが育つ場所。それは当然のことだと思います。

ただ、その配分の中で夫婦の場所が最後に残った余りになってしまうと、20年後に少し寂しいことになります。子どもが巣立ったあと、家に残るのは夫婦だからです。

この間取りは、最初から西の一角を夫婦のために確保しました。いま必要かどうかではなく、これから長く必要になるものとして。そういう視点も、たまには混ぜてみるといいかもしれませんー。

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複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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