
概要
- 延べ面積 :104.12㎡(31.50坪)
- 部屋数 :3LDK
- 玄関 :北入り
- 間口(幅):8.19m
- 奥行(縦):14.105m
- 収納率 :17.20%
プランポイント
ファミリークローク4帖にパントリー3.5帖。合わせて7.5帖の収納が並んでいます。数字が大きいので、まずそこに目が行きますよね。ただ、この間取りで暮らしを変えているのは、たぶん南東の隅にある2帖の部屋のほうです。書斎と畳スペース。それぞれ2帖ずつしかありません。
ポイント①|主寝室の南に、2帖の書斎
主寝室6帖の南に、書斎2帖があります。奥行きのあるカウンターを一本渡して、椅子を置いたら終わりという寸法です。
2帖というと物置のような広さですが、机に向かうだけならこれで足ります。視界に余計なものが入らないので、かえって手が動くという声もよく聞きます。
位置が効いていて、LDKからは廊下を挟んで離れています。テレビの音も話し声も直接は届きません。それでいて主寝室の隣なので、夜や早朝に使うにも都合がいい。使う時間帯まで含めて考えられた場所です。
ポイント②|その隣に、2帖の畳スペース
書斎のさらに南に、畳スペース2帖。こちらもLDKに接しています。
2帖は畳1枚ぶんではなく、2枚ぶん。大人が横になれる広さです。お子さんのお昼寝、洗濯物をたたむ場所、ちょっと座って本を読む場所。
独立した和室を作ると4.5帖は要りますし、扉と壁もついてきます。2帖なら、LDKの一角を少し床上げするだけで成立します。費用も面積も抑えたまま、居場所だけが増える形ですね。
ポイント③|7.5帖の収納は、西側に縦一列
ファミリークローク4帖とパントリー3.5帖が、西側に縦に並んでいます。収納率は17.20%。
ファミクロの北は脱衣室2帖。洗って、乾かして、隣にしまうまでが数歩です。パントリーはその南で、キッチンの背面に接しています。
広い収納は、区切り方を決めないと結局モノが積み上がります。棚の割り付けまで詰めておきたいところ。7.5帖は「置ける」量ですが、「取り出せる」かどうかは棚の設計で決まります。
ポイント④|19.6帖のLDKと、南のウッドデッキ
LDKは19.6帖。建物の南西を占めていて、掃き出し窓の先がウッドデッキです。
キッチンは中央付近で、その北がパントリー、西が冷蔵庫。生活感のあるものは西側にまとめられているので、南を向いたときの視界はすっきりしています。
そして東を向けば、書斎と畳スペースがあります。同じLDKにいながら、性格の違う場所が並んでいる構成ですね。
ポイント⑤|個室は東側にまとめて、静けさを確保
洋室4.6帖と4.4帖、主寝室6帖が東側に縦に並びます。西側の収納ゾーンとのあいだに廊下が通る形です。
玄関は北。入ってすぐ北東に洋室4.6帖があるので、帰宅してすぐ部屋に荷物を置けます。主寝室は一番奥なので、玄関からも来客からも離れています。
個室のサイズを絞ったぶんが、LDKと収納と、あの2帖の部屋たちに回っている配分です。
検討するなら、ここは確認を
- 建物中央の採光:奥行14.105mの平屋です。暗くなる場所を廊下や収納に充てられているかどうかが、この形の成否を分けます。この間取りは中央の西側がファミクロとパントリーなので、その点はうまく処理されています。廊下部分の明るさだけ確認しておきたいですね。
- 書斎2帖の使い方:机と椅子でほぼ埋まります。資料を広げる作業や、モニターを複数置く使い方には向きません。何をする場所かを先に決めてから寸法を出したいところ。
- 畳スペースの高さ:床と同じ高さにするか、少し上げるか。上げれば腰掛けられて収納も取れますが、掃除機がかけにくくなります。使い方次第で判断が変わります。
- 収納率17.20%の内訳:ファミクロとパントリーへの依存度が高い形です。この2つが機能しないと、一気に置き場所がなくなります。何をどちらに入れるかまで決めておくと安心です。
- 洋室4.6帖・4.4帖:同じ帖数でも、扉と窓の位置で置ける家具は変わります。壁面がどれだけ残るかを見ておきたいところ。
こんなご家族に向いています
- 在宅ワークで、小さくてもこもれる場所がほしい方
- 収納量をしっかり確保したい方
- 南北に長い敷地をお持ちの方
- LDKに20帖近くを割きたい方
- 31坪台の平屋で、収納と書斎の両方を成立させたい方
まとめ|数字の大きい場所より、小さい場所が暮らしを変える
間取りを見るとき、つい大きな数字に目が行きます。LDK19.6帖、収納7.5帖。たしかにそこは大事です。
でも住んでからの満足度を左右するのは、案外2帖の書斎だったり、2帖の畳スペースだったりします。「自分の場所がある」という感覚は、面積とはあまり関係がないんですよね。
大きなところが決まったら、余った隅をどう使うかを考えてみてください。そこが一番好きな場所になることは、けっこうありますよー。
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