
概要
- 延べ面積 :99.78㎡(30.18坪)
- 部屋数 :3LDK
- 玄関 :東西入り
- 間口(幅):9.1m
- 奥行(縦):15.47m
- 収納率 :15.14%
この間取りのオススメポイント
南北に細長い土地は「採光が取りづらい」「動線が間延びしがち」と、設計のハードルが高めの形状。でもこのプランは、その制約を逆手に取って夫婦の特別な居場所と家族の心地よさを両立させた平屋に仕上がっています。30坪コンパクトでも豊かに暮らせる、5つの工夫をご紹介します。
ポイント① 主寝室はファミクロ経由でしか入れない、夫婦だけの「隠れ家」動線
家族の中で、夫婦だけの特別感をさりげなく演出する配置です。
このプラン最大の特徴が、主寝室へのアプローチ。ファミリークローゼット(4.5帖)を通り抜けないと入れない、ちょっと特別な動線になっています。お子さんも普段は入ってこないので、夫婦のプライベートがしっかり守られる安心感がありますし、寝る前のクローゼットでの身支度から寝室への流れもスムーズ。「家族との時間」と「夫婦の時間」をきちんと分ける、大人のための間取りです。
ポイント② 中庭で「細長い土地」の弱点を強みに変換
採光が取りづらい細長い土地でも、家の真ん中まで光と緑を届ける仕掛けです。
南北に長い土地は、間取りの中央部分が暗くなりがちなのが悩みどころ。このプランは、家の中ほどに中庭を設けることで、その弱点をきれいに解消しています。中庭からの光が廊下や水回りまで届くので、家全体が明るく感じられますし、ただ通過するだけだった廊下が「お気に入りの景色を眺める場所」に変わります。土地の制約をデザインで魅力に変える、設計の妙がギュッと詰まった部分です。
ポイント③ 南側道路でも玄関を東に。貴重な南面はぜんぶLDKへ
一番日当たりのいい場所を、家族が長く過ごすLDKに惜しみなく使った配置です。
普通、南側に道路がある土地だと玄関も南向きにしがち。でもそうすると、一番日当たりのいい南面が玄関や廊下で取られてしまうのがもったいないんです。このプランは玄関を東側に配置することで、貴重な南面をすべてLDK(21帖)に集中させました。家族が一番長く過ごす場所が、一年中明るくて気持ちいい。これだけでも住み心地がぐんと変わってきますよ。
ポイント④ 大きな窓は「リビング」じゃなくて「ダイニング」へ
家族が一番長く集まる場所は、実はソファじゃなくてダイニングなんです。
「大きな窓=リビングのソファ前」という固定観念を、このプランはあえて外しています。家族の団らんって、よく考えるとリビングのソファよりもダイニングテーブルでご飯を食べたり、子どもの宿題を見たりする時間のほうがずっと長いですよね。だから明るくて気持ちいい大きな窓は、ダイニング側に配置。毎日のごはん時間が、それだけで特別な時間に変わります。
ポイント⑤ 収納率15%超え。30坪コンパクトでも片付く家
ファミクロ・パントリー・SC(シューズクローク)の三点セットで、収納に悩まない暮らし。
この間取りの収納率は15.14%。一般的に理想とされる10〜15%を上回る、かなり優秀な数値です。脱衣室隣のファミリークローゼット(4.5帖)、キッチン横のパントリー、玄関のシューズクローク、と「使う場所のすぐ近く」に必要な収納がきちんと用意されています。30坪というコンパクトなサイズでも、モノが行き場を失わない仕組みが整っているので、暮らし始めてから「もっと収納が欲しかった…」とならないプランです。
まとめ
30.18坪という決して大きくはない平屋に、「土地の制約を強みに変える設計」と「夫婦・家族のメリハリある暮らし」がきれいに同居しているプランです。細長い土地・南側道路という条件はマイナスに思われがちですが、設計次第でこんなにも豊かな住まいになります。土地探しの段階で「うちの土地、ちょっと変わった形だから…」と諦めかけている方にこそ、参考にしてほしい間取りですよ。
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