
概要
- 延べ面積 :106.82㎡(32.31坪)
- 部屋数 :3LDK
- 玄関 :北入り
- 間口(幅):12.74m
- 奥行(縦):9.1m
- 収納率 :17.44%
プランポイント
ポイント①|廊下をなくすという、潔い選択
廊下は”通るだけ”の空間
一般的な住宅では、延床面積の約10〜15%が廊下に使われていると言われます。35坪の家なら、約3.5〜5坪もの面積が”通るだけ”の空間に消えている計算です。
このプランでは、思い切って廊下をほぼゼロに。その分の面積を21帖のゆとりあるLDKと3帖のファミリークローク、3帖のユーティリティスペースに振り分けました。
廊下がない=家族の距離が近い
廊下がないということは、部屋と部屋の間に”無人の空間”がないということ。各居室の扉を開ければ、すぐそこにLDKがあり、家族の顔が見えます。
子ども部屋から「ご飯まだー?」と顔を出す距離感。お風呂上がりの会話が自然と生まれる距離感。廊下を捨てることで、家族の距離が物理的にも心理的にも近くなるのです。
ポイント②|帰宅動線が、もう一つの”ただいま”を作る
家に帰ってきてから、ソファに座るまで。 この間に、何歩歩いていますか?
このプランの帰宅動線はこうです👇
玄関 → シューズクローク → パントリー → キッチン → LDK
買い物袋を提げたまま、コートを脱ぎながら、靴を片付けながら――一直線の動線上ですべてが完結します。
さらに、玄関ホールからは廊下を介さずすぐにLDKへ。子どもが「ただいま!」と帰ってきたら、その声がそのままダイニングのお母さんに届く。“ただいま”と”おかえり”が、最短距離で交わる家です。
ポイント③|家事動線は”回遊”でストレスゼロ
キッチン⇔洗面⇔脱衣⇔ファミクロの回遊
このプランの家事動線の核は、水まわりの回遊性です。
キッチン ←→ 洗面所 ←→ 脱衣室 ←→ ファミリークローク
↑___________________________________↓
(LDK経由で戻れる)
朝の忙しい時間、料理をしながら洗濯機を回し、子どもの着替えを準備して、また料理に戻る――。 行き止まりのない動線だからこそ、家事のマルチタスクが驚くほどスムーズになります。
洗濯動線は”一帯で完結”
特に注目してほしいのが、3.5帖の脱衣室と3帖のファミリークロークが隣接していること。
- 脱衣室で洗う
- 同じ脱衣室で干す(室内干しスペース兼用)
- 乾いたら畳む
- 隣のファミクロにしまう
この一連の流れが、ほぼ移動ゼロで完結します。「リビングのソファに洗濯物が山積み…」というあるあるが、この家には存在しません。
ポイント④|21帖LDKは、ただ広いだけじゃない
中央配置のアイランドキッチン
LDKの中心には、アイランドキッチンを配置。料理をしながらリビングの子どもにも、ダイニングの家族にも、自然と視線が届きます。
キッチンに立つ人が”孤立しない”――これは、共働き世帯にとって何より大切なポイントです。
南面の大開口+ウッドデッキ
リビング南面には大開口の窓を設け、ウッドデッキへと繋がる設計に。 休日の朝はデッキでコーヒー、夏は子どものプール、夜は星を見ながらの晩酌――室内と庭が一体化することで、21帖以上の開放感が生まれます。
ポイント⑤|プライベート空間は”ほどよく分離”
家族が集まる家であると同時に、一人の時間も大切にできるのがこのプランの優れたところ。
主寝室は東側に独立配置
LDKの賑やかさが届きにくい東側に主寝室を配置。早寝の日もゆっくり休めて、朝は東からの光で気持ちよく目覚められます。
子ども部屋は西側に並列配置
5.2帖×2室の子ども部屋は西側に。LDKを通ってアクセスする動線なので、「行ってきます」「ただいま」が必ず親の耳に届きます。思春期になっても、家族との接点が自然に保たれる設計です。
ポイント⑥|将来も見据えた平屋という選択
階段のないラクさ
歳を重ねたとき、階段の上り下りがどれほど負担になるか――。平屋は、未来の自分への最大のプレゼントかもしれません。
バリアフリーへの拡張性
段差のないワンフロア設計は、将来的に手すりの追加や車椅子対応へのリフォームも容易。20年後、30年後も住み続けられる家です。
子ども部屋の可変性
子どもが独立した後、5.2帖×2の子ども部屋は趣味室・書斎・ゲストルームなど、ライフスタイルに合わせて自由に使い方を変えられます。
こんなご家族におすすめです
✅ 共働きで、家事の時短を本気で考えている ✅ 子どもとの会話や接点を、自然に増やしたい ✅ 廊下や階段に面積を使うのが、もったいないと感じる ✅ 老後も含めて、長く快適に暮らせる家が欲しい ✅ 家族が集まりつつ、一人の時間も大切にしたい
一つでも当てはまった方は、この間取りがきっと暮らしのヒントになるはずです。
まとめ|”集まる”は、設計でつくれる
「家族が自然と集まる家」は、偶然できるものではありません。 広いLDKを中心に据えること。廊下をなくすこと。すべての動線をLDK経由にすること。 この3つの設計判断が、家族の距離を縮め、暮らしのストレスを減らし、毎日の幸せを育てます。
家は、家族が一番長い時間を過ごす場所。 だからこそ、「家の真ん中に、家族が集まる」設計を、ぜひ選んでみてください。
イメージパース









コメント