あなたならどう使う?親子をつなぐ架け橋 キャットウォークプラン

間取り紹介
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概要

  • 延べ面積 :111.79㎡(33.81坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):9.555m
  • 奥行(縦):7.28m
  • 収納率  :10.61%

プランポイント

2階の真ん中に吹抜けがあって、その上を渡る橋が架かっています。キャットウォークです。名前は猫の通り道ですが、この間取りではもう少し大きな役割を持っていて、子ども部屋のある西側と、主寝室のある東側をつないでいます。あなたなら、この橋をどう使いますか。

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ポイント①|吹抜けを渡る橋が、子ども部屋と主寝室をつなぐ

2階の中央が吹抜けです。その北側に廊下、南側にキャットウォークがあり、吹抜けを両側から挟んでいます。

キャットウォークの西端は洋室5.2帖、東端は主寝室7.7帖。つまりこの橋は、子どもの領域と親の領域をつなぐ通路になっています。北の廊下を回っても行けますが、まっすぐ橋を渡ればすぐそこ。

移動のためだけの通路ではなく、途中で立ち止まって下を覗ける場所でもあります。1階のLDKが見下ろせるので、宿題を持ってきて座り込むお子さんが出てきそうですね。

ポイント②|2階も回遊できる。吹抜けをぐるりと囲む動線

北に廊下、南にキャットウォーク。この2本があることで、2階は吹抜けを中心にぐるっと一周できます。

行き止まりがないので、どの部屋からどの部屋へも2通りの行き方があります。朝、誰かが洗面を使っていても、逆回りで抜けられる。回遊動線というと1階の家事動線の話になりがちですが、2階でも同じように効いてきます。

そして何より、お子さんがぐるぐる走ります。ここは覚悟しておいたほうがいいところかもしれません。

ポイント③|1階はL字の19帖LDK。南へ張り出して光を取り込む

1階のLDKは19帖。南側へL字に張り出した形です。

L字にすると、ダイニングとリビングがゆるやかに分かれます。まっすぐな長方形の19帖だと間延びしがちなんですが、折れることで「食べる場所」「くつろぐ場所」の輪郭がはっきりする。広さを持て余さないための工夫ですね。

張り出した部分は南に面しているので、採光の面でも効いています。キッチンは東側の壁沿い。冷蔵庫とパントリー1.5帖も同じ側にまとめてあります。

ポイント④|水回りは1階の北側に一列

浴室2帖、脱衣室2帖、洗面所、トイレが北側に並んでいます。洗濯機は脱衣室の中です。

ホールから直接入れる位置なので、帰宅してLDKに入る前に手を洗えます。洗面所が脱衣室と分かれているので、朝の身支度が入浴とぶつかりません。

階段も北西にあり、玄関ホールからすぐ。1階の北側に「通る・使う」をまとめて、南側をLDKに明け渡した構成です。

ポイント⑤|主寝室7.7帖に、WICと書斎が寄り添う

主寝室は7.7帖。すぐ隣にウォークインクローゼット2.2帖があります。廊下を挟んだ北側には書斎2.5帖。

寝室が7.7帖あるとベッド2台にサイドテーブルを置いても余裕があります。書斎は寝室から少し離れた位置なので、夜に作業しても寝ている人を起こしにくい配置ですね。

検討するなら、ここは確認を

  • キャットウォークの安全対策:小さなお子さんがいるご家庭では、手すりの高さと隙間の寸法が重要になります。よじ登れない形状にするか、腰壁にするか。設計段階で決めておきたいところです。
  • 吹抜けの音と空調:1階の話し声やテレビの音は2階によく届きます。逆に2階の物音も下に落ちます。断熱性能を確保したうえで、シーリングファンなどと組み合わせて考えたい要素ですね。
  • 収納率10.61%:やや控えめです。1階にファミリークロークがないので、帰宅後の上着やカバンの置き場は玄関のシューズクローク1帖のみ。ここは造作や家具で足すことを前提にしておくと安心です。
  • 洋室4.5帖・5.2帖:ベッドと机で埋まるサイズ感です。収納を壁面に納めて床を空ける工夫が要ります。
  • 吹抜けぶんの床面積:延床33.81坪のうち、吹抜けが占めるぶんは居室になりません。同じ坪数で部屋数を優先するなら、吹抜けを閉じる選択肢もあります。何を取るかの判断ですね。

こんなご家族に向いています

  • 家族の気配を感じられる家にしたい方
  • お子さんが小学生以上で、遊び心のある空間を作りたい方
  • LDKを広く、そして明るくしたい方
  • 主寝室にゆとりがほしい方
  • 33坪台で3LDK+書斎を確保したい方

まとめ|通路に「用事以外の使い道」を持たせる

廊下やキャットウォークは、本来は移動のための場所です。面積のわりに何も生まないので、削る対象になりやすい。

でもこの間取りのキャットウォークは、吹抜けに面しているというだけで役割が増えています。渡る場所であり、見下ろす場所であり、腰を下ろす場所でもある。同じ面積でも、どこに配置するかで価値が変わってくるんですよね。

もし今の間取りに「通るだけの場所」があるなら、そこに窓や吹抜けを隣接させられないか考えてみてください。削らずに活かす方向でも、けっこう答えは出るものですよー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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