家族とのコミュニケーション大事にしたい方必見!シェアハウス的LDK広々プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :118.62㎡(35.88坪)
  • 部屋数  :4LDK
  • 玄関   :北入り
  • 間口(幅):11.375m
  • 奥行(縦):11.375m
  • 収納率  :12.73%

プランポイント

LDK27.7帖。35.88坪の平屋で、これは相当な数字です。延べ面積のおよそ4割をひとつの空間に使っています。そのぶん個室は4.5帖が3つと、主寝室7.7帖だけ。部屋にこもるのではなく、みんなが同じ場所にいる時間を長くする。シェアハウスのような発想でつくられた4LDKです。

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ポイント①|LDK27.7帖を、家の中央から南東にかけて

11.375m角の平面の、中央から東・南にかけてがLDKです。27.7帖。

北側にキッチンが横向きに配置され、その手前に6人が座れる長いダイニングテーブル。さらに南にリビングのソファセットが置かれています。

面白いのは、テーブルがかなり大きく描かれていること。家族が食事をするだけでなく、勉強したり、作業したり、来客と過ごしたり。この一枚のテーブルが家の中心になる想定ですね。個室を小さくした代わりに、みんなが集まる場所を思い切り大きくした形です。

ポイント②|個室は4.5帖が3つ。寝る場所として割り切る

洋室4.5帖が3つあります。北西に1つ、西に1つ、そして南中央に1つ。

4.5帖はベッドと小さな収納で埋まる広さです。机を置くと、ほとんど余白はありません。でもそれでいい、というのがこのプランの立場ですね。

勉強も作業も、LDKの大きなテーブルでやる。個室は寝るために戻る場所。この割り切りができるなら、4.5帖×3は十分に成立します。むしろ部屋にこもらないぶん、家族が顔を合わせる回数は増えます。

ポイント③|主寝室7.7帖とWIC1.8帖を、南西の奥に

南西の角に主寝室7.7帖、その北にWIC1.8帖。

個室のなかで唯一、しっかりした広さを確保しているのが主寝室です。玄関からもLDKからも一番遠い位置で、静かに休めます。

夫婦の衣類はWICへ、家族の日常着は玄関近くのファミリークロークへ。役割を分けているので、朝の身支度がぶつかりません。

ポイント④|玄関からファミリークロークまでを、北側に一列で

北側には、玄関、シューズクローク1帖、ファミリークローク2帖、そして浴室2帖が並びます。

帰ってきたら、靴を脱いで、上着をファミリークロークへ。そのまま北東の脱衣室・浴室に進むこともできます。外から帰って手を洗い、着替え、風呂に入るまでの動線が、北側の一列で完結する形です。

この列を通れば、LDKを汚さずに済みます。共用空間を広く取る家では、その空間をきれいに保つ仕組みが要る。この北側の一列が、その役割を担っています。

ポイント⑤|水回りを東側にまとめて、トイレを2か所に

東側には、脱衣室2.5帖、洗面所、トイレ。そして西の個室ゾーンにも、もう一つトイレがあります。

11.375m角の平屋は、端から端まで11m以上。西の個室から東のトイレまで歩くのは、夜中には少々遠い。西側にもう1か所ある意味は大きいです。

洗面所が脱衣室と分かれているので、入浴中でも洗面台を使えます。家族が同じ時間帯に動くことの多い家なので、この分離は効いてきます。

ポイント⑥|パントリー1.5帖と、南東のウッドデッキ

キッチンの東隣にパントリー1.5帖。玄関からLDKに入る途中にあたる位置です。

買い物袋を持って、玄関からホール、パントリーへ。リビングを横切らずに食品をしまえます。27.7帖のLDKは人が集まる場所なので、そこを通らずに済む裏の通り道があるのは実用的ですね。

そして南東にはウッドデッキ。LDKの掃き出し窓から続いていて、天気のいい日は外にもテーブルを出せます。共用空間が、そのまま外まで広がっていく形です。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率12.73%:個室を絞った分がここに回っている形なので、その配分に納得できるかが判断の軸になります。ファミリークローク2帖、WIC1.8帖、パントリー1.5帖、シューズクローク1帖。数としては足りていますが、一つひとつは小さめです。大物の置き場は別に考えておきたいところ。
  • 4.5帖の個室が3つ:寝るためだけの部屋と割り切れるかどうかで、評価がまったく変わります。お子さんが受験期に入って、自室で長時間勉強したいとなったとき、この広さで足りるか。ご家族の性格も含めて考えたい部分です。
  • LDKに人が集まる前提:みんなが同じ場所にいるということは、誰かがテレビを見ている横で誰かが勉強するということでもあります。音の逃げ場がないので、家具の配置や間仕切りの工夫を相談しておきたいですね。
  • 建築面積が大きい:11.375m角、約39坪の建築面積です。平屋は建築面積がそのまま必要になるので、建ぺい率の上限にぶつかりやすい形です。敷地は65坪以上を目安に。
  • 北入り玄関の寒さ:北側に玄関と浴室が並ぶ配置です。冬場のヒートショック対策として、脱衣室の暖房と玄関ドアの断熱グレードは確認しておきたいところ。

こんなご家族に向いています

  • 家族が同じ場所で過ごす時間を大切にしたい方
  • お子さんの勉強をリビングで見たい方
  • 来客が多く、大人数で食卓を囲むご家庭
  • 個室は寝る場所と割り切れる方
  • 広めの敷地に平屋を建てられる方

まとめ|部屋を減らして、居場所を増やす

部屋数を増やせば、家族はそれぞれの部屋に散ります。部屋を小さくすれば、みんなが共用空間に出てきます。どちらがいいという話ではなく、どういう暮らし方をしたいかの選択ですね。

このプランは後者を選びました。27.7帖のLDKに大きなテーブルを置いて、そこを家の中心にする。個室は寝るために戻る場所と割り切る。だから4.5帖でも成立します。

ご家族で一度話してみてください。それぞれの部屋にこもりたいか、同じ場所にいたいか。その答えによって、選ぶべき間取りはまったく変わってきますー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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