

概要
- 延べ面積 :110.96㎡(33.56坪)
- 部屋数 :3LDK
- 玄関 :東(西)入り
- 間口(幅):10.92m
- 奥行(縦):8.19
プランポイント
2階に上がったところに、外がよく見える机がある。それだけのことですが、そこで育つお子さんにとっては毎日の景色になります。33.56坪、間口10.92m、奥行8.19m。1階に生活のほとんどを収めた、ほぼ平屋の3LDKです。
ポイント①|2階のスタディーコーナーを、北東の角に置く
階段を上がった北東の角に、スタディーコーナーがあります。
2階に上がりきったところなので、周囲に高い壁がありません。窓を取れば、空が正面に入ります。管制塔と呼びたくなるのは、この見え方ですね。
個室にしていないので、こもりきりになりません。お子さんが小さいうちは、この距離感のほうが続きます。
ポイント②|主寝室7.0帖を1階に置いて、ほぼ平屋にする
1階の南東に主寝室7.0帖、その北にWIC2.3帖があります。
寝室が1階にあるので、日常の生活は1階だけで完結します。2階へ上がるのは、お子さんの部屋と勉強コーナーを使うときだけです。
将来、階段の上り下りがつらくなっても、1階だけで暮らせます。ほぼ平屋という形にしておく意味は、そこにあります。
ポイント③|LDK20.8帖を、西側に大きく取る
1階の西半分がLDK20.8帖です。
33坪台の家で20.8帖はかなり大きな配分です。2階を小さくしたぶんが、そのまま1階の広さに回っています。
キッチンは北西。パントリー1.3帖が背中合わせなので、買ってきたものを置くまでが短くなっています。
ポイント④|水回りを北側にまとめて、南を空ける
1階の北側に、浴室2.0帖、脱衣室2.5帖、洗面所、トイレが並びます。
洗面所と脱衣室が別なので、入浴中でも歯みがきや手洗いができます。玄関からも近い位置なので、帰ってすぐ手を洗う動きが短くなっています。
北面を機能の帯にして、南を居室に回す。この分け方が20.8帖を支えています。
ポイント⑤|玄関を東に振って、SC2.0帖を添える
玄関は東側。隣にシューズクローク2.0帖があります。
玄関を東に寄せたことで、南面をLDKと主寝室に使えています。日当たりのいい面を、出入りのために使っていません。
シューズクローク2.0帖は、靴のほかに外用の道具を置ける広さです。
ポイント⑥|2階は洋室5.3帖が2つと、大きな下屋
2階に載っているのは、洋室5.3帖がふたつとトイレ、スタディーコーナーだけです。
建物の幅10.92mに対して、2階は7.28mぶんしかありません。残りは下屋の屋根になります。
屋根が大きくなるぶん、外観は横に伸びた落ち着いた形になります。平屋に近い見え方をするのは、この屋根のおかげですね。
検討するなら、ここは確認を
- スタディーコーナーの窓と日射:空が見える位置ということは、日が差し込む位置でもあります。夏の暑さと画面の反射を考えて、庇や窓の向きを相談しておきたいですね。
- 下屋の屋根の納まり:2階が一部にしか載っていないので、下屋がかなり大きくなります。雨樋の位置と、2階の窓から見える屋根面を立面図で確かめておきましょう。
- 敷地に要る幅:建物だけで10.92mを使います。外壁から境界までの空きと、車を停める幅を足した数字で土地を探してください。
- 寝室とLDKの距離:主寝室が1階のLDKの隣にあります。家族の就寝時間がずれるなら、仕切りの壁と建具の遮音をどうするか聞いておきましょう。
- 2階の使わない期間:お子さんが小さいうちは、2階をほとんど使いません。空調や換気を止めておけるか、湿気がこもらないかを聞いておいてください。
こんなご家族に向いています
- 日常を1階でまとめたい方
- お子さんの勉強場所を明るい位置に置きたいご家庭
- 広いLDKを希望される方
- 平屋に近い外観がお好みの方
- 33坪前後で計画されている方
まとめ|机の位置は、景色で決めていい
勉強場所をどこにするかという相談は、たいてい「見守れるか」で話が進みます。それも大事ですが、私はもうひとつ、そこから何が見えるかを聞くようにしています。
このプランの机からは、空が見えます。毎日そこに座るお子さんにとって、それは家の記憶そのものになります。
図面の上では小さなコーナーですが、置く場所で意味が変わります。机の向きまで、一度話してみてくださいー。
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こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください
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家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。
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