
概要
- 延べ面積 :115.51㎡(34.94坪)
- 部屋数 :3LDK
- 玄関 :北入り
- 間口(幅):15.925m
- 奥行(縦):9.1m
- 収納率 :13.43%
プランポイント
アウトドアリビングという言葉が定着してきました。ただ、デッキを付ければそうなるわけではありません。そこが「部屋」として機能するかどうかは、大きさと囲われ方と、室内からの出やすさで決まります。この平屋は南西に大きくL字のデッキを回して、そのすべてを満たしにいっています。
ポイント①|L字に回り込む、大きなデッキ
建物の南から西にかけて、ウッドデッキがL字に回り込んでいます。面積としてはひと部屋ぶん以上あります。
デッキが小さいと、洗濯物を干す場所で終わります。テーブルと椅子を置いて、人が数人集まれる広さがあって、はじめて「リビング」として使えるようになるんですよね。
L字にすることで、南向きの面と西向きの面ができます。時間帯によって日の当たり方が変わるので、朝はこちら、夕方はあちら、と居場所を選べる形です。
ポイント②|19.5帖のLDKが、そのデッキに向く
LDKは19.5帖。建物の中央から西にかけて広がり、南面がまるごとデッキに開いています。
掃き出し窓を開ければ、室内とデッキが一続きになります。靴を履かずに一歩出られる距離。この手軽さが、実際に使われるかどうかを決めます。
キッチンは西寄りにあり、そこからもデッキが見えます。料理をしながら、外で遊ぶお子さんの様子がわかる位置ですね。
ポイント③|脱衣室兼ランドリールーム3.2帖
西側に、脱衣室とランドリールームを兼ねた3.2帖の部屋があります。洗濯機がここにあります。
3.2帖あると、洗濯機を置いたうえで干すスペースと作業台が入ります。天気の悪い日はここで完結し、晴れた日はすぐ南のデッキに出せる。両方の選択肢が残されている配置です。
その北にはファミリークローク3帖。洗って、干して、隣にしまうまでが短くまとまっています。
ポイント④|東側に、寝室ゾーンをまとめる
主寝室7.7帖とウォークインクローゼット2.2帖、洋室5.4帖が2室、そして和室4.2帖が東側にまとまっています。
LDKとデッキのある西側とは、玄関ホールを挟んで反対になります。日中の賑やかな場所と、夜に使う場所がはっきり分かれている構成ですね。
しかも東側にはトイレがもうひとつあります。寝室から西端まで戻る必要がありません。間口15.925mという横長の建物では、この2か所目がかなり効いてきます。
ポイント⑤|LDKと寝室のあいだに、和室4.2帖
和室4.2帖が、LDKの東、主寝室の西という位置にあります。両側に引戸があり、どちらからも入れます。
普段はLDKの延長として、来客時は客間として、そして将来はもうひとつの寝室として。位置が中間にあるぶん、役割も中間で使い分けられます。
検討するなら、ここは確認を
- デッキの目隠し:外から見えると使わなくなります。せっかくの面積を活かすなら、フェンスや植栽まで含めて計画したいところ。特に西面は道路や隣家との関係を確認しておきたいですね。
- デッキの屋根:夏の直射と雨。この2つをどう扱うかで、使える日数が変わります。全面でなくても、一部に屋根や庇があるだけで実用性が上がります。
- 必要な敷地:間口15.925mということは、9間近い幅が要ります。加えて玄関までのアプローチをどう取るかで、必要な敷地の形も変わってきます。駐車スペースと合わせて、敷地図の上で確認を。
- 収納率13.43%:個室を絞ったというより、要所に分散させて確保した数字です。ファミクロ3帖、WIC2.2帖、シューズクローク2.2帖。大物の置き場だけは別に考えておきたいところ。
- 横長の外壁:外周が長くなるぶん、外壁とメンテナンスの面積が増えます。断熱性能の数値も、四角い形より不利になります。見積もりと性能値の両方で比較しておきたいですね。
こんなご家族に向いています
- 庭やデッキで過ごす時間を大事にしたい方
- 間口の広い敷地をお持ちの方
- 洗濯を室内でも屋外でも回せるようにしたい方
- 和室を普段使いもしたい方
- 34坪台で3LDKの平屋を建てたい方
まとめ|外の部屋は、広さと出やすさの両方が要る
デッキを作ったのに使っていない、という話はよく聞きます。原因はたいてい2つで、狭いか、出るのが面倒かのどちらかです。
椅子を2脚置いたら埋まる広さでは、人は集まりません。段差があったり、サッシが重かったりすると、そのうち出なくなります。
この間取りはL字で面積を確保して、LDKの南面をまるごと開きました。どちらの条件も満たしています。デッキを検討されるときは、この2つを先に確かめてみてくださいー。
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