

概要
- 延べ面積 :123.37㎡(37.31坪)
- 部屋数 :4LDK
- 玄関 :北入り
- 間口(幅):6.37m
- 奥行(縦):12.74m
プランポイント
間口6.37m、奥行12.74m。細長い敷地は、外に開く場所をつくりにくいものです。このプランは南の端をまるごと庭にして、しかも玄関からは見えない位置に置きました。37.31坪の4LDKです。
ポイント①|南の端に、ウッドデッキと庭を置く
建物の南側、LDKの先にウッドデッキが張り出しています。その先が庭です。
玄関は北端なので、来客がここを目にすることはありません。奥まった場所にあるぶん、外からの視線も入りにくくなっています。
細長い敷地では、南の端がいちばん日当たりのいい場所になります。そこを庭に使い切ったということですね。
ポイント②|和室4.5帖を、LDKと庭のあいだに置く
LDKの東側に和室4.5帖。南面に大きな開口があり、庭に向いています。
引き戸を開ければLDKとひとつづきになり、閉じれば客間になります。食事のあとに寝転がる場所としても、来客を通す場所としても使えます。
庭に面しているので、季節で植えるものを変えれば、和室から見える景色が一年で移り変わります。
ポイント③|LDK18.0帖に、吹抜けを重ねる
1階の西側から南にかけて、LDK18.0帖が伸びています。その上が吹抜けです。
奥行12.74mの建物は、外周の窓から遠い真ん中が暗くなります。そこに上からの光を落とすことで、細長さの弱点が消えます。
18.0帖という数字よりも広く感じられるのは、天井が抜けているからですね。1階の声や気配が2階まで届くので、家全体に一体感が出ます。
ポイント④|玄関を北端に置いて、生活を南へ送る
玄関は北端。入るとシューズクローク1.0帖、その南に階段があります。
北から入って、南へ進むほど生活の中心に近づく構成です。いちばん奥のLDKと庭が、いちばん明るい場所になります。
北側には浴室2.0帖と洗面脱衣室3.0帖。日当たりを当てにしない面に水回りを寄せています。
ポイント⑤|2階に主寝室6.0帖とWIC3.0帖
2階の南に主寝室6.0帖、その北にWIC3.0帖があります。
主寝室は控えめな広さですが、WICが別にあるので家具で埋まりません。1階の吹抜けに面しているので、閉じきった感じにもなりません。
北端には納戸3.0帖。季節物や大きなものを置ける広さです。
ポイント⑥|洋室4.5帖を2つ、東側に並べる
2階の東に洋室4.5帖がふたつ。あいだに収納が入ります。
4.5帖は机とベッドを置くとほぼ埋まります。納戸3.0帖が別にあるので、荷物はそちらへ逃がす前提です。
和室4.5帖と合わせて4LDK。1階に1室、2階に3室という分け方になっています。
検討するなら、ここは確認を
- 必要な敷地の奥行:建物だけで12.74mです。道路からのアプローチと駐車スペースを足すと、敷地の奥行はかなり要ります。台数まで含めて配置図で確認を。
- 吹抜けへ光を入れる窓:吹抜けは上に窓があってはじめて効きます。どの面に、どの高さで取るのか。隣家が近い側なら、高い位置へ振る判断も出てきます。
- 東西の壁と隣家:間口6.37mなので、長い東西面が隣家に迫ります。どの高さに窓を開けるかは、隣家の開口を見てから決めたいですね。
- デッキの素材:天然木を選ぶと、色あせと塗り直しが必ずついてきます。タイルまで含めて、素材を比べておきたいですね。
- 細長いLDKの空調:18.0帖が南北に長く、吹抜けもあります。エアコン1台では届かない可能性が高いので、機器の計画を出してもらってください。
こんなご家族に向いています
- 奥行のある敷地を検討されている方
- 人目を気にせず庭を使いたいご家庭
- 和室を庭に面して置きたい方
- 家全体に一体感が欲しい方
- 37坪前後で計画されている方
まとめ|細長い敷地は、奥がいちばんの場所になります
細長い土地を見ると、多くの方は使いにくそうだと感じます。ただ、細長いということは、道路から遠い場所があるということでもあります。
このプランは、その遠さを庭に使いました。誰の目にも触れない場所が、敷地のなかにできています。広い土地でもなかなか手に入らない条件です。
土地の欠点だと言われた部分ほど、使い道が残っていることがあります。一度、別の見方で相談してみてくださいー。
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こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください
- 提案されたプランに、どうもピンとこない
- 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
- 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
- SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
- 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない
家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。
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