水回りまとめました!洗濯動線ぐるぐるぐるプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :98.13㎡(29.68坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :北入り
  • 間口(幅):12.74m
  • 奥行(縦):10.01m
  • 収納率  :21.22%

プランポイント

洗面所、脱衣室、ランドリールーム、ファミリークローク。この4つが東側に一列に並んでいます。洗濯という作業を、戻らずに一方通行で終わらせるための配置です。しかも収納率は21.22%。29.68坪の平屋で、ここまで水回りに寄せたプランはなかなかありません。

ポイント①|洗う、干す、しまうが、進む方向に並ぶ

東側の並びを北から追うと、洗面所、脱衣室2帖、そしてランドリールーム2.8帖、その隣にファミリークローク3帖です。

洗濯機は脱衣室にあります。回して、隣のランドリールームで干して、乾いたら次のファミリークロークにしまう。全部が同じ方向に進むだけで終わります。

洗濯が面倒になるのは、工程ごとに戻る動きが入るからなんですよね。洗った場所へ戻って、また別の場所へ運んで。この間取りにはその往復がありません。一本道で完結します。

ポイント②|干す場所を、独立した部屋として確保する

ランドリールームが2.8帖。脱衣室とは別に、干すためだけの部屋が用意されています。

脱衣室の中に干すと、入浴時に洗濯物をよけることになります。湿気もこもるし、来客時に見られたくもない。専用の部屋にしておけば、干しっぱなしにしておけるんですよね。

天気に左右されないというのが最大の利点です。雨の日も、花粉の時期も、共働きで日中家にいない日も、同じように洗濯が回せます。

ポイント③|収納率21.22%。平屋としては破格

ウォークインクローゼット2帖、収納3帖、ファミリークローク3帖、シューズクローク。合計すると収納率21.22%になります。

一般的な目安が12〜15%と言われるなかで、かなり上のほうです。平屋は2階に逃がせないぶん収納が不足しがちなので、この数字はそれ自体が価値になります。

しかも1か所にまとめず、玄関、寝室、水回り、LDKと、それぞれの場所の近くに分散させています。取りに行く距離が短い収納は、実際に使われる収納になります。

ポイント④|19.2帖のLDKと、南西のウッドデッキ

LDKは19.2帖。中央から南にかけて広がり、南西にウッドデッキが続きます。

キッチンは中央の対面配置。振り向けばファミリークロークと水回りゾーンなので、料理をしながら洗濯を回すような動きがしやすい位置です。

家事の場所とくつろぐ場所が近すぎず、遠すぎない。この距離感がこの間取りの居心地を作っています。

ポイント⑤|個室はコンパクトに、収納は別枠で

洋室3.8帖が2室、主寝室6帖。個室のサイズは絞られています。

ただ、主寝室の隣にはWIC2帖、洋室の並びには収納3帖があります。部屋の中に収納を持たせず、外に出している形ですね。

部屋の中にクローゼットを作ると、その分だけ床が減ります。外に出せば、3.8帖でもベッドと机が素直に置けます。数字の小ささほど窮屈にならないのは、この構成のおかげです。

検討するなら、ここは確認を

  • ランドリールームの換気:2.8帖の閉じた部屋で洗濯物を干すので、換気計画は重要です。換気扇の能力、除湿機を置くコンセントの位置、サーキュレーターの使い方まで含めて考えておきたいところ。ここを詰めないと、部屋干し臭やカビの原因になります。
  • 洋室3.8帖の広さ:畳2枚ぶんに満たない床に、ベッドと机が乗る計算です。収納が部屋の外にあるぶん実用上は成り立ちますが、お子さんが中高生になったときにどう感じるかは分かれるところですね。
  • 必要な敷地の広さ:間口12.74m、奥行10.01mの平屋です。建ぺい率と駐車スペースを考えると、かなり広い土地が前提になります。土地の条件から確認したいところ。
  • 北入り玄関と個室の日当たり:洋室2室と主寝室が北西に寄っています。就寝が中心なら問題ありませんが、日中も使う部屋にするなら窓の取り方に工夫が要ります。
  • 水回りに寄せた面積配分:東側に洗面所・脱衣室・ランドリー・ファミクロで7帖以上を使っています。洗濯の頻度が少ないご家庭だと、この配分は過剰かもしれません。ご自身の生活量と照らし合わせてみてください。

こんなご家族に向いています

  • 洗濯物の量が多いご家庭
  • 共働きで、天気に関係なく洗濯を回したい方
  • 部屋干しを前提に考えている方
  • 平屋で収納量をしっかり確保したい方
  • 広めの敷地をお持ちで、29坪台の平屋を建てたい方

まとめ|家事動線は、往復をなくすと一気にラクになる

家事がラクな間取りというと、距離を短くする話になりがちです。もちろん距離も大事なのですが、それ以上に効くのが「戻らないこと」だったりします。

同じ10メートルでも、往復5メートルを2回と、一方通行の10メートルでは、体感がまるで違います。戻る動きには判断が挟まるので、そのたびに小さな負荷がかかるんですよね。

この間取りは、洗濯という一連の作業を一本の線の上に並べました。距離を詰めるより、順番を揃える。そういう解き方もありますよー。

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