

概要
- 延べ面積 :106.00㎡(32.06坪)
- 部屋数 :4LDK
- 玄関 :北入り
- 間口(幅):10.92m
- 奥行(縦):6.37m
- 収納率 :11.11%
プランポイント
リビングは家族が集まる場所です。ただ、集まる場所しかない家というのも、実は落ち着きません。この32.06坪のプランは、リビングとは別に、腰を下ろせる場所をいくつか用意しました。間口10.92m、奥行6.37mの4LDKです。
ポイント①|和室4.5帖を、LDKの隣に開く
1階の南西に和室4.5帖。LDK18帖と続けて使える位置にあります。
畳に座ると、ソファに座っているときとは体の向きも目線の高さも変わります。同じ家のなかで姿勢が変わる場所があると、それだけで気分が切り替わりますね。
引き戸を閉めれば個室になるので、来客の宿泊にも使えます。開けて広く、閉じて静かに。両方できる位置に置いてあります。
ポイント②|2階のホールを、通路で終わらせない
階段を上がると、吹抜けに面したホールがあります。
各室へ配るためだけの通路にせず、少しとどまれる幅を持たせています。吹抜け越しに1階とつながっているので、ここにいると家族の気配が分かります。
部屋でもなく廊下でもない場所。こういう余白があると、個室にこもる時間が自然と減ります。
ポイント③|奥行6.37mの浅い建物にして、光を通す
建物の奥行は6.37m。3間半ほどしかありません。
浅いということは、南北どちらの壁も近いということです。どの部屋も外に接するので、真ん中が暗くなりません。
そのうえでLDKの上を吹抜けにしているので、光は上からも入ります。32坪という大きさで、暗い場所がほとんど生まれない構成ですね。
ポイント④|水回りを東の端に、一列でまとめる
1階の東側に、パントリー、洗面所、脱衣室2帖、浴室2帖、トイレが縦に並びます。
キッチンからこの列へ直接入れるので、料理と洗濯を並行して回せます。水回りをひとまとめにすると配管も短くなるので、費用の面でも効いてきます。
玄関は西の端。生活の機能が東、出入りが西と、役割で東西に分けた並びです。
ポイント⑤|主寝室5.2帖とWIC2.2帖を、コンパクトに組む
2階の南西に主寝室5.2帖、その東にWIC2.2帖があります。
主寝室としては控えめな広さです。そのぶんWICを別に持たせているので、寝室に箪笥を置かずに済みます。
寝るための部屋は寝るぶんだけ。浮いた面積を子ども部屋と2階ホールに回した、という配分ですね。
ポイント⑥|洋室6帖と4.5帖、大きさを変えて置く
2階の東に洋室6帖、北に洋室4.5帖。同じ大きさでそろえていません。
きょうだいの年齢差や、使い方の違いに合わせて差をつけた形です。全部同じ広さにすると、かえって使いにくいことがあります。
和室4.5帖と合わせて4LDK。居室を1階と2階に分けて持たせた4LDKです。
検討するなら、ここは確認を
- 収納率11.11%の配分:数字としては平均的なところです。WIC2.2帖とパントリー、シューズクロークをどう使い分けるか、しまうものを書き出して割り当てておきたいですね。
- 必要な敷地の間口:建物が10.92mあります。両脇の空きと車を置く幅を足すと、敷地の間口はそれなりに要ります。台数を含めて配置図で確認を。
- 吹抜けの音と暖気:2階ホールは吹抜けに面しています。1階の音は届きますし、暖めた空気も上がります。使い方と空調の効き方を、あわせて聞いておきましょう。
- 主寝室5.2帖の家具:ベッドを2台置くと、通路は1本になります。置きたいベッドの寸法を先に伝えて、図面に描いてもらってください。
- 奥行6.37mの外観:横長で奥行の浅い建物です。正面からの見え方は屋根の形で大きく変わるので、立面図でも確かめておきたいところ。
こんなご家族に向いています
- リビング以外にも居場所が欲しい方
- 和室を1階に残したいご家庭
- 明るさを重視される方
- 間口の広い敷地をお持ちの方
- 32坪前後で計画されている方
まとめ|居場所は、部屋の数では決まりません
部屋数を増やせば居場所が増えるかというと、そうでもありません。個室は扉を閉めるための場所なので、家族と同じ空気のなかで過ごせる場所とは別ものです。
このプランでいうと、和室4.5帖と2階のホールがそれにあたります。どちらも独立した部屋ではありませんが、腰を下ろして時間を過ごせます。
いまのプランで、リビング以外に座れる場所はいくつあるでしょうか。数えてみると、増やしたいのは部屋ではないと気づくかもしれませんね。
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こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください
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