毎日洗濯し放題 フルセットランドリールームプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :109.30㎡(33.06坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :東(西)入り
  • 間口(幅):6.37m
  • 奥行(縦):10.01m
  • 収納率  :10.74%

プランポイント

洗面兼ランドリールーム5.0帖。33.06坪の家で、水回りにこれだけの面積を割くのは思い切った判断です。洗う、干す、たたむ、アイロンをかける、身支度をする。洗濯にまつわる動作を全部この一室に収めてしまう。だから「毎日洗濯し放題」。雨が続いても、共働きで夜にしか回せなくても、この部屋があれば洗濯が滞りません。

ポイント①|5.0帖のランドリールームに、洗濯のすべてを入れる

北側にある洗面兼ランドリールームは5.0帖。洗濯機、洗面台、そして室内干しのバーが2本描かれています。

室内干しのバーが2本あるというのは、家族4人ぶんの洗濯物を一度に干せるということです。1本だと足りなくて、結局リビングに部屋干しラックを出すことになる。それがなくなります。

5帖という広さは、干した洗濯物の下を人が通れて、なおかつたたむ作業のスペースが残る寸法です。洗って、干して、乾いたその場でたたむ。ここまでを一室で完結できるのが、この部屋の価値ですね。

ポイント②|隣のファミリークローク3帖へ、そのままつなぐ

ランドリールームの南隣に、ファミリークローク3帖。

たたんだ洗濯物を持って、数歩でしまう。洗濯という家事のなかでいちばん面倒な「しまう」工程が、ほぼ移動なしで終わります。

そして北東には浴室2帖。脱ぐ場所、洗う場所、干す場所、しまう場所が、この一角にすべて集まっています。間口6.37mという細い建物なので、水回りを集約したことによる効果はとくに大きいはずです。

ポイント③|LDK17.2帖を西側に、縦に長く使う

1階の西側から南にかけて、LDK17.2帖。北にキッチン、その南にダイニング、さらに南がリビングという縦の並びです。

間口6.37mの建物なので、LDKの横幅は限られます。それを南北に長く取ることで17.2帖を確保しました。キッチンの東にはパントリー1.2帖もあり、食品ストックの場所も押さえてあります。

南西の掃き出し窓の外にはウッドデッキ。細長い建物は圧迫感が出やすいので、南に開けて外へ視線を逃がしているのが効いています。

ポイント④|玄関を南東に置いて、水回りと分ける

玄関は南東の角。シューズクローク2.2帖を通り、ホールからLDKへ入ります。玄関ホールの北にはトイレと階段。

帰宅すると、まず玄関で靴と外のものを片付け、ホールから北へ進めば水回り、西へ行けばLDK。動線が玄関で二つに分かれる形です。

シューズクローク2.2帖は、間口の狭い家としてはしっかりした大きさ。細長い家は廊下が長くなりがちなので、玄関まわりでものを止めておく仕組みが要るんですよね。

ポイント⑤|2階に主寝室7.3帖とWIC2.5帖

2階の南西に主寝室7.3帖。その北にWIC2.5帖があります。

1階のファミリークロークが家族共用なのに対して、こちらは夫婦の衣類用。役割を分けているので、朝の身支度で取り合いになりません。

主寝室が7.3帖と広めに取れているのは、1階の水回りに面積を使ったぶん、個室を2階に上げたからですね。1階は家事、2階は休息。階で役割を分けた構成になっています。

ポイント⑥|2階のユーティリティスペースと吹抜け

2階の東側に、ユーティリティスペースと書かれた場所があります。カウンターが設けられていて、その南が吹抜けです。

用途を決めていない場所なので、スタディコーナーにも、書斎にも、洗濯物をたたむ場所にもなります。吹抜けに面しているので、1階の気配が伝わってくる位置ですね。

洋室4.6帖が2つと合わせて、2階は「寝る・こもる・気配を感じる」の三つが揃っています。トイレも2階にあるので、夜間に降りる必要もありません。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率10.74%:洗濯に強い家ですが、「しまう」以外の収納は手薄です。ファミリークローク3帖とWIC2.5帖はどちらも衣類向けで、ふとんや季節家電、スーツケースといった大物の行き先がありません。階段下や2階ホールに造作を足せないか、早い段階で相談しておきたいところ。
  • ランドリールーム5帖の使い方:広い部屋は、区切り方を決めないと結局モノが積み上がります。物干しバーの高さ、たたむためのカウンター、洗剤のストック棚。何をどこに置くかまで詰めてから着工したいですね。
  • 間口6.37mの東西の壁:細長い建物なので、両隣とはかなり近くなります。この形は東西の長い壁が光の入口になるため、そこが隣家で塞がれると室内が一気に暗くなります。隣に何が建っているかは、土地の段階で見ておきたいですね。
  • 吹抜けの冷暖房とにおい:料理のにおいも上へ上がります。換気の計画とセットで考えておきたい部分です。2階のユーティリティスペースが吹抜けに面しているので、1階のにおいと音はそのまま届きます。
  • 寝室がすべて2階:年齢を重ねて階段がつらくなったとき、1階で眠れる部屋がありません。LDKの一角を後から仕切れるかどうか、可能性だけでも聞いておくと安心です。

こんなご家族に向いています

  • 洗濯物の量が多いご家庭(お子さんが複数、部活動があるなど)
  • 共働きで、夜や早朝に洗濯を回す方
  • 外に干せない環境(花粉、交通量、日照)にお住まいの方
  • 間口の狭い、縦長の敷地をお持ちの方
  • 家事の場所を1階、休む場所を2階と分けたい方

まとめ|洗濯は、部屋を与えると一気に楽になる

洗濯が面倒なのは、作業そのものより「場所を移動すること」なんですよね。洗面所で洗って、ベランダまで運んで、リビングでたたんで、各部屋にしまう。この移動が積み重なって、一日30分にもなります。

このプランは、その全部を一室に入れました。5帖という面積は決して小さくありませんが、そのぶん毎日の30分が数分になる。面積をどこに使うかという話として見ると、これはかなり実利のある選び方です。

洗濯にストレスを感じている方は、間取りを考えるときに「洗濯だけで一部屋」を候補に入れてみてください。LDKを1帖削るより、こちらのほうが暮らしが変わることがありますー。

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家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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