ペットも室内で過ごすのは当たり前 各々が過ごしやすい空間作りも大切プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :113.65㎡(34.37坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):8.645m
  • 奥行(縦):8.19m

プランポイント

犬や猫と暮らす家の相談で、いちばん多いのは床の話です。滑る、傷がつく、においが残る。この34.37坪のプランは、LDKの南に3.0帖のタイルスペースを置いて、その悩みをまとめて引き受けました。間口8.645m、奥行8.19mの3LDKです。

ポイント①|タイルスペース3.0帖を、LDKの南に置く

LDK19.2帖の南側に、床をタイルに切り替えた3.0帖があります。

タイルは水にも傷にも強く、汚れたところだけ拭けます。ペットが過ごす場所としては、無垢のフローリングより気楽です。掃除のしやすさは、毎日のことなので効いてきます。

LDKと段差なく続いているので、家族と同じ空間にいながら、床だけが違うという形になります。隔離ではなく、居場所を分けたということですね。

ポイント②|南に大きく開いて、外とつなげる

タイルスペースは南面に接しています。掃き出し窓を開ければ、そのまま外へ出られる位置です。

外から戻ってきたときも、フローリングを通らずに済みます。足を拭く場所としても使えるので、玄関以外にもうひとつ、汚れを止める境目ができます。

日当たりのいい面をここに割いているのは、ひなたぼっこの場所としても考えられているからですね。

ポイント③|水回りを北の一列に押し込む

1階の北側に、パントリー1.5帖、トイレ、洗面所、脱衣兼ランドリールーム2.0帖、浴室2.0帖が並びます。

脱衣室とランドリールームを兼ねているので、洗って干すまでがひと部屋で完結します。日を当てにしない北面なので、水回りを置くにはちょうどよい場所です。

キッチンの北がパントリーなので、買ってきたものを置くまでの距離も短くなっています。

ポイント④|玄関を南東に置いて、動線を短くする

玄関は南東の角。入ってすぐにシューズクローク1.9帖があります。

そこからLDKまでは短い道です。廊下と呼べる長さがないので、面積の無駄が出ていません。

ペットと暮らす家では、玄関から先の動線が汚れの通り道になります。短く、拭きやすくしておくのが基本です。

ポイント⑤|2階に主寝室8.0帖とWIC3.0帖、書斎2.3帖

2階は南西に主寝室8.0帖、その北にWIC3.0帖。北東に書斎2.3帖があります。

書斎2.3帖は独立した小部屋です。扉を閉められるので、オンラインの打ち合わせにも使えます。

主寝室8.0帖はWICが別にあるぶん、床を家具で埋めずに使えます。

ポイント⑥|洋室4.5帖と4.4帖、中央に吹抜け

2階の北西に洋室4.5帖、南東に洋室4.4帖。そのあいだに吹抜けが入ります。

吹抜けを介して1階とつながるので、2階にいてもペットの様子が分かります。声が届く距離というのは、動物と暮らすうえでは案外大事な条件です。

洋室は4.5帖前後と控えめですが、そのぶん主寝室と書斎に配られています。

検討するなら、ここは確認を

  • タイルの種類と滑りにくさ:タイルにも表面の仕上げがいくつもあります。ペットの足が滑らないざらつきがあるか、サンプルを踏んで確かめてください。冬の冷たさも合わせて見ておきたいところ。
  • においと換気:ペットが過ごす場所を家の中心近くに置くので、換気の計画は重要です。タイルスペースに換気扇を足せるか、設計者に聞いておきましょう。
  • 吹抜けの音:1階の物音は2階まで届きます。夜に動き回る動物なら、寝室に届く音をどう扱うか考えておきたいですね。
  • 洋室4.4帖の家具:ベッドと机を置くと、ほぼ埋まります。お子さんの荷物の置き場を、2階のどこかに先に決めておきましょう。
  • 脱衣室とランドリーの兼用:ひと部屋なので、誰かが入浴中は洗濯の作業ができません。家族の人数と時間帯によっては、分けたほうがよい場合もあります。

こんなご家族に向いています

  • 室内でペットと暮らすご家庭
  • 掃除のしやすさを重視される方
  • 家族と同じ空間に居場所をつくりたい方
  • 書斎を独立させたい方
  • 34坪前後で計画されている方

まとめ|床を変えるだけで、暮らしは変わります

ペットとの暮らしを間取りに落とすとき、部屋を用意するという発想になりがちです。ただ、動物は人のいる場所にいたがるので、専用の部屋はあまり使われません。

このプランは部屋を分けず、床の素材だけを変えました。同じLDKのなかに、性格の違う3.0帖があるという状態です。

仕切るより、素材で分ける。ペットに限らず、汚れや水を扱う場所すべてに使える考え方だと思いますー。

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こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
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家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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