個室か皆がいる空間か どちらに行こうか分かれ道玄関プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :109.30㎡(33.06坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):13.195m
  • 奥行(縦):10.01m
  • 収納率  :20.07%

プランポイント

帰ってきたとき、まっすぐ自分の部屋へ行きたい日もあれば、みんなのいるリビングへ行きたい日もあります。この平屋は玄関を上がったところで、その2つに道が分かれます。西へ行けば個室、東へ行けばLDK。どちらを選ぶかは、その日の気分次第です。

ポイント①|玄関ホールが、東西の分岐点になる

玄関は南の中央。上がってホールに出ると、道が二方向に分かれます。

西に向かえば、主寝室6.5帖と洋室5.2帖が2室。水回りもこちら側です。東に向かえば、LDK18帖と畳コーナー3帖。

建物の中央に玄関を置いて、性格の違うゾーンを左右に振り分けた形ですね。どちらへも同じくらいの距離なので、選ぶことに負担がありません。

ポイント②|どちらを通っても、気まずくならない

分かれ道があることの価値は、選択肢そのものにあります。

道が一本しかないと、通るたびに顔を合わせることになります。それがいい日もありますが、疲れて帰った日や、話したくない日には小さな負担になるんですよね。

かといって、いつも個室に直行できると顔を合わせる機会が減る。この間取りは両方の道を同じ距離で用意したので、どちらを選んでも不自然になりません。

ポイント③|収納率20.07%。平屋としてはかなり多い

ウォークインクローゼット3.2帖、シューズクローク2帖、ファミリークローク2.5帖、納戸1.5帖、パントリー1.5帖。収納率は20.07%です。

2階に逃がせない平屋でこの数字なら、かなり余裕がある部類です。しかも1か所にまとめず、玄関、寝室、水回り、キッチンと、それぞれの近くに配ってあります。

納戸1.5帖があるのも効いていて、衣類以外の大物を入れる場所が独立して確保されています。

ポイント④|LDK18帖と、玄関脇の畳コーナー3帖

LDKは18帖。東側にあり、南面の掃き出し窓からウッドデッキへ続きます。

その西、玄関のすぐ隣に畳コーナー3帖。LDKにも面していて、両側から使えます。玄関に近いので、来客をここに通すこともできますし、普段はLDKの延長として開け放しておける形です。

キッチンの北にはファミリークローク2.5帖とパントリー1.5帖。料理と洗濯のあいだを行き来しやすい配置です。

ポイント⑤|トイレ2か所と、独立した洗面所

トイレが2つあります。ひとつは玄関ホールの西側、もうひとつは水回りゾーンの中です。

間口13.195mの横長の平屋なので、端から端までは相応に歩きます。2か所あるだけで、朝の混雑も夜中の移動も楽になります。

洗面所は脱衣室と分けてあるので、誰かが入浴中でも身支度ができます。来客に使ってもらっても脱衣室の中は見られません。

検討するなら、ここは確認を

  • 必要な敷地:間口13.195m、奥行10.01mの平屋です。駐車台数と建ぺい率の上限を先に押さえないと、この寸法は入りません。もし収まらない場合、どこを削って縮めるか。優先順位を決めておくと打ち合わせが早く進みます。
  • LDKと個室の距離:東西に分かれているぶん、子ども部屋からLDKまでは家を横断することになります。小さなお子さんがいるうちは、目が届きにくい配置かもしれません。
  • 収納率20.07%の使い方:量は十分ですが、5か所に分かれています。何をどこに入れるかを決めておかないと、結局どこも中途半端になります。それぞれの奥行きと段数を、しまう物に合わせて決めておきたいですね。
  • 畳コーナーが玄関に近いこと:来客を通しやすい反面、玄関の音や出入りは伝わります。昼寝や在宅ワークに使う想定なら、引戸の遮音性を確認しておきたいですね。
  • 横長の建物の外壁:外周が長くなるぶん、外壁とメンテナンスの面積が増えます。断熱性能の数値も四角い形より不利になるので、見積もりと合わせて確認を。

こんなご家族に向いています

  • 中学生・高校生のお子さんがいるご家庭
  • 家族それぞれの生活リズムが違うご家庭
  • 平屋で収納量をしっかり確保したい方
  • 間口の広い敷地をお持ちの方
  • 33坪台で3LDKの平屋を建てたい方

まとめ|選べる家は、それだけで居心地がいい

家族の距離感をどう設計するかは、正解のない話です。近すぎても窮屈だし、遠すぎると寂しい。

ただ、ひとつ言えるのは「選べる」状態が強いということです。今日はリビングを通る、今日は通らない。その選択が本人に委ねられていれば、どちらを選んでも罪悪感が生まれません。

動線を一本に決め切らず、分岐を残しておく。面積としては小さな差ですが、暮らしの気分にはけっこう効いてきますよー。

この間取りをInstagramで見る

保存・コメントもこちらから

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

間取りのセカンドオピニオンを相談する

ご相談メニューと料金は、リンク先のページでご確認いただけます

イメージギャラリー

関連記事

特集記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP