タテもヨコも高さも開放的!なんたって広さ優先LDKプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :112.61㎡(34.06坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):8.19m
  • 奥行(縦):10.465m
  • 収納率  :12.85

プランポイント

広さを感じる方向は、3つあります。横の広がり、奥への抜け、そして天井の高さ。この間取りはその全部に手を打っています。LDK22帖をL字に折って、頭上には大きな吹抜け。34.06坪という規模で、ここまで開放感に振ったプランはなかなかありません。

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ポイント①|1階はほぼLDK。22帖を確保する

1階にあるのは、LDK22帖、浴室2帖、脱衣室2.5帖、洗面所、トイレ2か所、ファミリークローク3帖、シューズクローク2帖、玄関。個室はひとつもありません。

寝室も和室も書斎も、ぜんぶ2階です。1階を「家族が集まる場所」だけに絞ったから、22帖という数字が出ています。

延床34.06坪のうち、LDKだけで約36㎡。1階の大部分をひとつの空間に充てた配分ですね。

ポイント②|L字に折って、奥への抜けをつくる

LDKは西から北にかけてL字に広がっています。まっすぐな長方形ではありません。

L字にすると、立つ位置によって見える方向が変わります。ダイニングからはリビングの奥へ、リビングからはキッチンの向こうへ。視線が一方向で終わらないぶん、実際の面積より奥行きを感じます。

そして間延びしません。22帖を一枚の長方形で取ると、どうしても持て余す部分が出てきます。折ることで、それぞれの場所に居場所の輪郭ができる形ですね。

ポイント③|吹抜けで、高さの方向にも開ける

2階の中央に大きな吹抜けがあります。1階のLDKの上です。

横に広く、奥に抜けて、さらに上にも抜ける。3方向すべてに開いているので、体感としての広さは帖数をかなり上回ります。

シーリングファンも描かれていて、空気を回す前提の計画になっています。吹抜けは開放感と引き換えに空調の効率が落ちますが、設備と組み合わせれば体感はかなり改善できます。

ポイント④|ファミリークローク3帖を、1階の中央に

LDKと水回りのあいだに、ファミリークローク3帖があります。脱衣室のすぐ隣です。

洗濯機は脱衣室の中。洗って、乾かして、隣にしまうまでが数歩で、しかも1階で完結します。2階のWICまで運ぶ必要がありません。

LDK側からも入れるので、帰宅して上着を掛ける場所としても使えます。位置が中央にあるぶん、どこからでも近い収納ですね。

ポイント⑤|2階は寝るための階。WIC4帖つき

2階は主寝室6帖、洋室5.2帖と4.5帖、ウォークインクローゼット4帖、トイレ、そして小さな洗面。

WICが4帖と大きいので、季節物や来客用の衣類はこちらへ。1階のファミクロは普段着、2階のWICはそれ以外、という使い分けができます。

2階に洗面があるのも効いていて、朝の身支度が上でも下でも回せます。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率12.85%:スーツケース、扇風機、五月人形。この手の年に数回しか使わないものが、行き場を失いやすい量です。WIC4帖はありますが、衣類以外の大物専用の場所はありません。
  • 吹抜けの空調:シーリングファンに加えて、床暖房や全館空調との組み合わせで体感はかなり変わります。断熱性能の数値とセットで、対策まで含めて提案してもらいたいところ。
  • 吹抜けぶんの床面積:34.06坪のうち、吹抜けが占めるぶんは居室になりません。ここを床にすれば部屋がもうひとつ取れます。何を優先するかの判断ですね。
  • 1階に個室がないこと:来客を通す部屋も、将来1階で寝る場所もありません。長く住む前提なら、LDKの一角を仕切れるようにしておくといった備えを考えておきたいところ。
  • 洋室4.5帖:家具を入れたあとに残る床は、畳1枚ぶんあるかどうかです。衣類を2階のWICに集約する前提なら足りますが、その前提が崩れると窮屈になります。

こんなご家族に向いています

  • 開放感を最優先したい方
  • とにかく広いLDKがほしい方
  • 洗濯を1階で完結させたい方
  • 1階に個室を置かなくてよいご家族
  • 34坪台でLDK22帖を実現したい方

まとめ|広さは、3つの方向で稼げる

もっと広いリビングがほしい、と言われたとき、返ってくる答えはたいてい「帖数を増やす」です。でも帖数は床面積の話でしかありません。

実際に人が広さを感じるのは、横への広がりだけでなく、視線がどこまで抜けるかと、頭上にどれだけ余裕があるかを合わせた結果です。L字に折れば奥行きが出るし、吹抜けを作れば高さが出る。

床面積を増やさずに広さを稼ぐ方法は、思っているより残っています。数字が足りないと感じたら、平面以外の方向も探してみてくださいー。

こんな“間取り迷子”さん、ぜひご相談ください

  • 提案されたプランに、どうもピンとこない
  • 担当者と感覚が合わず、モヤモヤしている
  • 「他の可能性」をプロの目線で知っておきたい
  • SNSで集めた情報が多すぎて、整理できない
  • 完成したあとの暮らしが、うまく想像できない

家づくりは、限られた期間のなかで、土地のことも住宅ローンのことも同時に決めていかなければなりません。仕事や子育てのあいまに、ご家族の意見をまとめながら、というのは本当に大変です。しかも敷地条件や住む人が違えば、同じ答えは一つとしてありません。正解のないものを一人の担当者だけと決めていくのは、やはりリスクがあります。
複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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