家全体が回遊動線で行き止まりがないから子供たちも楽しそうプラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :127.53㎡(38.58坪)
  • 部屋数  :4LDK
  • 玄関   :南入り
  • 間口(幅):12.74m
  • 奥行(縦):10.92m
  • 収納率  :16.72%

プランポイント

家の中で鬼ごっこができる。かくれんぼで逃げ切れる。子どもにとっては、それだけで家が楽しい場所になります。この38.58坪の平屋は、中央に置いた和室とファミリークロークをぐるりと囲む形で、家全体に輪ができています。行き止まりがない家。大人にとっても、実はかなり快適です。

ポイント①|中央の2部屋を、ぐるりと囲む輪をつくる

家の中央に、ファミリークローク4帖と和室4.5帖が縦に並んでいます。この2部屋を核にして、周囲を通路と居室が一周しています。

南の玄関ホールから東へ行けばLDK20帖、北へ回れば洗面所と水回り、西へ抜ければ個室ゾーン、そして南へ戻ればホール。

どこから歩き出しても、行き止まりになりません。しかも中央の和室とクロークも、それぞれ二方向に出入口を持っています。輪の中を突っ切ることもできる形です。

ポイント②|行き止まりがないことは、大人にも効く

子どもが走り回れる家、というと遊びの話に聞こえますが、実用面でも意味があります。

洗濯物を持って歩いても、戻る動きが発生しない。家族が同時に動いてもぶつからない。来客がLDKにいても、家族は裏側を通って水回りへ行ける。

38坪という広さがあるからこそ成立する構成ですが、その広さを「大きな部屋」ではなく「回れること」に使ったのが、このプランの選択ですね。

ポイント③|LDK20帖を、東側に大きく取る

東側にLDK20帖。北にキッチンが横向き、その南にダイニングテーブル、西寄りにL字のソファ。

南東にはウッドデッキが続いていて、掃き出し窓から出られます。キッチンの北にはパントリー1.5帖もあり、食品ストックの置き場も確保されています。

LDKが輪の一部になっているので、家族はここを通って各所へ移動します。自然と顔を合わせる回数が増える配置です。

ポイント④|ファミリークローク4帖を、輪の中心に

中央北寄りのファミリークローク4帖。北は洗面所、南は和室、東西は通路に面しています。

家の真ん中なので、どの個室からも近い。そして北の水回りからも数歩です。洗って、北東のランドリールーム2.5帖で干して、南のクロークにしまう。

4帖あれば、家族4〜5人ぶんの日常着をハンガーで掛けてもまだ余裕があります。そのぶん個室側の収納を絞れるので、家全体では面積が浮く計算です。

ポイント⑤|和室4.5帖を、輪の中心に置く

クロークの南に和室4.5帖。押入も付いています。

LDKからも、玄関ホールからも近い位置。来客をここに通すこともできますし、お子さんが小さいうちは昼寝や遊びの場所になります。

そして輪の中心にあるので、家じゅうの気配が届きます。閉じてしまえば個室、開ければ家の一部。使い分けができる位置ですね。

ポイント⑥|個室4つを、西側にまとめる

西側には、南に主寝室7帖とWIC3.5帖、北に洋室5.4帖が2つ。和室を含めて4LDKです。

個室ゾーンが西にまとまっているので、LDKの音が届きにくくなっています。主寝室にWIC3.5帖が付いているので、夫婦の衣類は中央のクロークと分けて管理できます。

北西の外部には植栽があり、洋室から緑が見える形です。

検討するなら、ここは確認を

  • 収納率16.72%:ファミリークローク4帖、WIC3.5帖、パントリー1.5帖、和室の押入、脱衣室脇の収納。かなり手厚い部類です。分散していて用途も分かれているので、数字どおりに機能するはず。あとは棚の割り付けをどう決めるかですね。
  • 建具の数が増える:一周できる形にすると、どの部屋にも入口と出口が要ります。中央の和室とクロークだけでも4か所前後。そのぶん壁が減り、家具や棚を置ける面が少なくなります。扉そのものの費用も積み上がります。
  • 中央の和室に窓がない:家の真ん中なので、外壁に接していません。採光と換気をどう取るか、天窓や高窓の検討も含めて確認しておきたいところ。
  • 音が回りやすい:行き止まりがないということは、音の通り道も多いということです。子どもが走り回る前提なら、寝室側の建具の遮音性は確認しておきたいですね。
  • 建築面積が敷地に載るか:間口12.74m×奥行10.92m。38坪台の平屋なので、それなりに広い敷地が必要です。どこまで建てられるか、車を何台置くか。この2点を土地選びの段階で確認しておきたいですね。

こんなご家族に向いています

  • 小さなお子さんが、家の中を走り回れるようにしたい方
  • 家事の途中で引き返すのが煩わしい方
  • 広めの敷地に平屋を建てられる方
  • 和室を客間としても遊び場としても使いたい方
  • ご家族4〜5人で、収納をしっかり確保したい方

まとめ|回れる家は、子どもが教えてくれる

間取り図を見て「回遊動線があります」と言われても、ぴんとこないかもしれません。でも子どもは正直で、回れる家に住むと、必ず走り回ります。

その走れる道は、大人にとっては家事の道です。子どもが楽しく回っている輪を、親は洗濯かごを持って回っている。同じ道が、二つの意味を持ちます。

間取りを見るときは、指で一周できるか試してみてください。一周できる家は、たいてい住みやすい家ですね。

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複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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