これぞ客間!「〇〇の間」みたいな玄関から直通の和室プラン

間取り紹介

概要

  • 延べ面積 :95.23㎡(28.81坪)
  • 部屋数  :3LDK
  • 玄関   :東西入り
  • 間口(幅):10.01m
  • 奥行(縦):12.285m
  • 収納率  :14.34%

プランポイント

昔の家には「客間」がありました。玄関を入ってすぐの座敷に通されて、家族の生活空間には立ち入らない。あの距離感、実はいまの暮らしにもけっこう合っているんですよね。この平屋は、玄関から直接入れる4.5帖の和室でそれを再現しています。

ポイント①|玄関ホールから、和室へ直通

玄関を上がるとホールがあり、その正面に和室4.5帖があります。LDKを通る必要がありません。

急な来客、ご近所の方、宅配以上の用事で来られた方。そういう相手をリビングに通すのは気を使いますよね。散らかっているかもしれないし、家族がくつろいでいるかもしれない。この和室があれば、生活空間を見せずに座っていただけます。

来客の予定が入っても、片付けるのは玄関まわりと和室だけ。この気楽さは、住んでみるとかなり効いてきます。

ポイント②|同じ和室が、LDK側にも開く

和室はLDKにも面していて、こちら側にも引戸があります。つまり普段はLDKの続き間として使える形です。

お子さんのお昼寝、洗濯物をたたむ場所、ちょっと横になりたいとき。閉じれば客間、開ければリビングの一部。1部屋で2つの役割を持たせているので、面積の効率がいいんですね。

来客用の部屋を1つ確保する、というと贅沢に聞こえますが、普段使いできるなら話は変わります。使わない部屋を作らないための工夫です。

ポイント③|28.81坪の平屋で、LDK21帖

LDKは21帖。延床28.81坪の平屋としては、かなり思い切った配分です。

キッチンは西寄りにあり、そこからダイニング、リビングと南東へ広がります。南側には斜めにカットされたウッドデッキ。この斜めのラインが効いていて、視線が正面だけでなく斜めにも抜けていきます。

平屋は屋根の形をそのまま天井に生かせるので、21帖の空間に勾配天井を組み合わせると、面積以上の伸びやかさが出ます。

ポイント④|主寝室6帖とWIC4帖は、一番奥へ

主寝室6帖と、ウォークインクローゼット4帖が北西の奥にあります。玄関からは最も遠い位置です。

来客が和室にいても、寝室ゾーンとは完全に離れています。廊下を挟んで洋室5.2帖もあるので、プライベートな部屋がまとまって奥に配置されている構成ですね。

WICが4帖と大きいので、寝室に洋服を置かずに済みます。夫婦の衣類をここに集約できる広さです。

ポイント⑤|水回りは西側に。パントリー経由でキッチンへ

トイレ、洗面所、脱衣室2帖、浴室2帖が西側に並びます。廊下からアクセスできるので、来客中でも和室の前を通らずに行けます。

キッチンの北隣にはパントリー。廊下ともつながっているので、水回りとキッチンのあいだを行き来しやすい配置です。料理の合間に洗濯を回すような動きがしやすくなっています。

検討するなら、ここは確認を

  • 和室の断熱と寒さ:玄関に近い部屋は、どうしても冬に冷えます。客間として使うなら、暖房の立ち上がりの速さも考えておきたいところ。床下断熱の仕様や、和室に暖房を用意するかどうかは確認しておくと安心です。
  • 奥行12.285mの採光:南北にかなり長い平屋なので、建物中央(廊下やパントリーのあたり)に光が届きにくくなります。天窓やハイサイドライトの検討をおすすめします。
  • 来客が少ないご家庭の場合:客間としての価値は、来客の頻度で決まります。年に数回であれば、和室を無くしてLDKや個室を広げたほうが満足度が高いかもしれません。ご自身の生活で正直に見積もってみてください。
  • 収納率14.34%:数字としては十分です。ただWIC4帖への依存度が高いので、季節家電や来客用布団など、大物の置き場は別に考えておきたいですね。
  • 個室が2部屋:主寝室と洋室5.2帖の2つです。お子さんが2人以上で個室が必要になる場合は、和室の使い方を含めて検討が要ります。

こんなご家族に向いています

  • ご両親や親戚、ご近所の方の来客が多いご家庭
  • 生活空間を見せずにお客様を迎えたい方
  • 平屋で広いLDKを実現したい方
  • 和室を普段使いもしたい方
  • 28坪台で3LDKの平屋を建てたい方

まとめ|「使わない部屋」にしないための、2つの入口

客間や和室が「結局ほとんど使わなかった」となるのは、入口がひとつしかないときです。来客用と決めてしまうと、来客がない日は閉じたままになります。

この和室は玄関側とLDK側の両方から入れます。それだけで、普段使いの部屋にもなるし、必要なときは客間にもなる。扉ひとつの違いですが、部屋の稼働率はまったく変わってきます。

和室を入れるかどうか迷われているなら、「どこから入れるか」まで含めて考えてみてください。使われる部屋になるかどうかは、案外そこで決まりますよー。

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複数の設計士の目を通すこと、いわばセカンドオピニオンを受けることで、そのリスクはぐっと減らせます。今のプランのどこが引っかかっているのか、それを言葉にするお手伝いから始めましょう。

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